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フランス・ボルドー地方を黙示録的な雹嵐が襲う。作物への累積した影響も拡大の一途で、欧州ワイン市場にさらに深刻な懸念

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5月26日にフランス・ボルドー地方に嵐をもたらした雲


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5月25日から 26日にかけて、フランスの南西部を中心に、極めて激しい嵐に見舞われました。特に影響が大きかったのが「雹(ひょう)」です。

下は、ボルドー地方で撮影された 5月26日の雹嵐の様子で、その激しさがある程度はおわかりになるかと思います。

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この春のヨーロッパでの激しい気象は、何度か取りあげていますが、どうにもおさまるところがなく、5月26日には、フランスが激しい嵐に襲われました。

5月26日 フランス・ボルドーで嵐の中に出現した雲


severeweatherEU

その前々日の 5月24日頃にも、ヨーロッパの各地が激しい悪天候に見舞われていたことを下の記事でご紹介したばかりでもあります。

ヨーロッパの広範囲を48時間襲い続けた黙示録的な悪天候。記録された落雷数は28万6000回に

この嵐の際に、フランスでも落雷や雹嵐の影響を受けていたのですが、フランスでは、その激しい影響がその翌日そして翌々日まで継続したのでした。

雹はかなり激しいもので、ボルドー地方などフランス南西部の多くが「真っ白」に染まった様子が報道や SNS で見られます。

5月26日 雹嵐の後に白く染まったボルドーの様子


Ange Moreau

このフランスでの悪天候で最も被害を受けたのは農作物で、その中でも深刻だと考えられるのが「ブドウ関係」です。

畑の被害を報じるフランスのメディア

ladepeche.fr

つまり、ワイン生産に関係することなのですが、実は4月の時点で、すでにヨーロッパのワイン生産は「崩壊の危機に面している」とされていました。

原因は通常より多い霜などの「冷害」により、今年 2018年は、フランスをはじめとするヨーロッパのワイン生産は、滅的な影響を受けていました。

世界のワイン生産の崩壊を伝える今年4月の報道より

newsy.com

ワイン生産は今年、世界の多くで影響を受けていますが、フランスでもすでに深刻な状態になっていたところに、今回、ワイン生産で有数のボルドー地方が、かつてないような激しい雹嵐に見舞われてしまったわけで、影響はさらに広がるものと考えられます。

ワインだけではなく、今年は特にヨーロッパで荒れた天候が継続していますので、今後もさまざまな農業分野に影響が広がる可能性もあります。

それにしても、今年のヨーロッパの荒れ方は普通ではないです。







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