2016年6月9日のガーナの首都アクラの様子
アフリカのガーナを想像を絶する豪雨が襲い、「6時間で1ヶ月分の雨」が降ったことで、ガーナの広範囲に甚大な被害を及ぼしました。ガーナの首都アクラでは、洪水の中で起きたガソリンスタンドの爆発での犠牲者を含めて、160人近くが死亡しました。
ガーナの首都アクラの場所
下は、6月9日の首都アクラの様子です。
https://www.youtube.com/watch?v=EUNil6nkpbU&feature=youtu.be
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首都アクラでは、6月9日に 24時間雨量(実際に豪雨だったのは6時間ほど)が 190ミリメートルに達しましたが、アクラは乾燥した赤道気候であり、平年の6月の1ヶ月間の雨量は 221ミリメートルということですので、1ヶ月分に近い雨が 24時間、正確には 6時間ほどで降ったということになりそうです。
6月9日と 10日の首都アクラの様子
アクラを含む被災地区は、基本的に交通が遮断されていたようで、市場や商業活動も停止しました
乾燥地域に大雨が降るというのは、中東や南米などでも、ここ1〜2年、顕著に見られるようになっていますが、さらに激しくなっているのかもしれません。