2017年6月4日 米国テキサス州ダラスにて
・Apocalyptical microburst explodes over downtown Dallas
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アメリカのダラスで、冒頭のようなすさまじい雨雲が出現し話題となっています。
これは気象用語での「ダウンバースト」と呼ばれる現象だと思われます。
ダウンバーストは、積乱雲などから爆発的に吹き降ろす破壊的な気流のことで、「荒れた気象」の象徴ともいえます。
そして、このすさまじい雲を見て思い出しましたのは、昨年 7月に、アメリカのフェニックスという町に現れた下の雲のことでした。
2016年7月18日 米国アリゾナ州フェニックスにて
そして、6月4日に壮大な雲が出現したダラスと、さこのフェニックスの「場所」はあることで一致しています。それは、気象学では何の意味もないことですが、「共に北緯 33度線上にある」ということです。
米国ダラスとフェニックスの場所
・Google Map
ダウンバーストそのものが珍しいわけではないですが、このようにはっきりとそれを目撃できる機会というのは、通常ではないと思われます。
それが最近はとても相次いでいる感じはあります。これらは、最近気象が荒れているという物理的な事実を示しているということもありますが、宗教的な意味では「自然現象は人間の内面の現れである」という主張は、古代から現代まで語られていることでもあります。
今回は、エックハルト・トールという方が 2008年に出した『ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる』という本の中からの抜粋で締めさせていただこうと思います。
エックハルト・トール『ニュー・アース』第1章より
人類の生命と意識は本質的には地球の生命と結びついているから、古い意識が解体すれば、それと呼応して地球の多くの場所で地理的にも気候的にも自然に大きな変化が起こる。その一部を私たちはすでに目にしている。