9月4日 カナダ・ノースウエスト準州の州都イエローナイフにて
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カナダの北極圏にも近いイエローナイフで 9月4日、驚くほど複雑で、そして、非常に美しい太陽ハロ(暈)が出現し、多くの人たちによって撮影されました。
これは、通常の暈と共に、太陽の両サイドに光がうつる光学現象「幻日」など、いくつかの光学現象が同時に発生しているものです。
撮影した方のひとりが、同時に出現している光について、下のように説明を加えて下さっています。
イエローナイフのハロの構造
ひとつひとつの名称はともかく、このそれぞれが、通常は単独などで出現するものが、この日のイエローナイフでは「一気に出た」ということになりそうです。
なお、このような光学現象の多くは、基本的には大気中の「氷の結晶」に光が反射して起こります。
つまり、気温が低いことがは発生条件のひとつでもあります。
イエローナイフは北極圏に近い場所で、夏が終わり、いよいよ「冬の気配」が近づいていることをこの太陽ハロで感じます。
カナダのイエローナイフの場所
・Google Map
前回の北極圏の冬は大変に気温が低くなった場所が多く、そのために、北極圏やロシアなどでは多くの太陽ハロや太陽の光柱が出現し続けました。
今年はどうなりますでしょうね。