道路に突如発生した巨大なシンクホールについて伝える2月9日の報道
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中国広東省南部の街で、「突然巨大な穴が開く」というシンクホール事案が発生しました。
発生したシンクホール
シンクホールが発生したのは、広東省の仏山(日本語:ぶつざん / 中国語:フォーシャン)市という場所です。
広東省仏山市の場所
・Google Map
この地面の陥没に、少なくとも 11人が巻き込まれ、そのうち 10名の方が犠牲となったことが伝えられています。
発生したシンクホールを上空から撮影した写真
・自由日報
・自由日報
写真でもわかりますが、シンクホールはかなり巨大で、直径は約 30メートル、深さは 7メートルから 8メートルとのこと。
シンクホール事案が多い中国でも、数十メートル級のシンクホールが発生したり、あるいは、それによって感染道路などのインフラが破壊されるというのは珍しく、また、犠牲者が多く出ているというのも、シンクホールの事例としてはあまりないことです。
なお、実は現在の中国は、各地で「地盤沈下が激しく進行」しているという事実があり、それについては、
・沈みゆく大国 : 中国の北京が毎年10センチメートルずつの急激な地盤沈下を起こし続けていることが最新の研究で判明。今のままでは30年後には完全な廃墟に
In Deep 2016/06/29
に書いたことがありますが、中国でのこういうシンクホールの事案は、今後加速していく可能性があります。