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カナダ・アルバータ州でコントロール不能の極めて大規模な山火事が発生。火災の煙によりアメリカを含む北米広範が「黙示録的な赤」に染まりつつある

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カナダ・アルバータ州で炎上が続く大規模火災の様子


Alberta Wildfire




 

カナダのアルバータ州の各地で大規模な森林火災が発生しており、報道によれば、6月1日までに、10の別の山火事が発生し、すでに 36万ヘクタールが消失しているとのこと。

この山林火災に対して当局は、カナダでの山火事に対しての 5段階のリスクのうちの最高のリスク評価を設定しています。

カナダ・アルバータ州の場所

Google Map

この火災で、カナダの多くの都市が煙に覆われているようで、エドモントンやカルガリーなどの一部は、全体がオレンジ色に染められ、「終末のような風景」となっています。

5月30日 火災の煙でオレンジに染まったカナダのエドモントン市


Andrew Grose

また、火災の煙はアメリカにまで達しており、アメリカの各地で、煙による「赤い太陽」が観測されています。

5月31日 アメリカ・ウィスコンシン州ウォーキショーの煙で赤く染まった太陽


Jonathan Erdman

以下の図は、6月1日時点の火災の煙の広がりを示したものです。色の濃さが、濃度を示していますが、上にあるオレンジ色に染まったエドモントンと同じ程度の煙が、アメリカ合衆国のほうにも広がっていることがわかります。

2019年6月1日の火災の煙の拡大の様子


esri

ニューヨークやワシントンD.C.も煙の影響を受けていることが示されています。

アルバータ州の火災の煙の発信源の様子


earther.gizmodo.com

当局は必死の消火活動をおこなっていますが、現時点では、鎮火の目処は立っていないため、アメリカ合衆国への煙の流入も続くと見られます。

消火活動をする消防隊員


Alberta Wildfire

2019年に入ってから、カナダでは、すでに 40万4000ヘクタールの土地が山火事で焼失したと発表されていますが、これがどれだけのものかといいますと、カナダでの過去 20年間の「 1年間の山火事での焼失面積の平均は 15万ヘクタール」なのです。

つまり、今年は、5月の時点で、平年の2.5倍ほどの山林が山火事で消失していることになります。

カナダは昨年も極めて大規模な山火事が続き、その煙は、やはり、アメリカ合衆国を含めた北米を煙に包みました。それについては、以下の記事にあります。

カナダの広範囲で発生している山火事の煙が北米大陸からヨーロッパまでに達している中に出現する黙示録的な光景

しかし、昨年のカナダの山火事のピークは 8月でした。

今年の場合は、まだ 5月だというのに、昨年のピークに近いような激しい山火事が継続しているということを考えますと、この先のカナダと、そしてアメリカの山火事の行方が大変気になります。







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