年間の胎児死亡報告は 2021年に 4,943%増加
アメリカ CDC のワクチン有害事象報告 (VAERS)の中にある「胎児死亡」の数について、2021年の 1年間に報告された数が、
「過去 30年間すべてのワクチン接種後の胎児死亡総数の 5,000倍に達していた」
ことが報じられていました。
私も自身で CDC のデータを見てみました。
なお、ここでは、「胎児死亡」としていますが、VAERS のページにある記述からは、おおむね、子宮外妊娠、自然流産、胎児心停止、胎児死亡、早産、破裂子宮外妊娠、死産、などがすべて含まれています。
つまり、生まれてから亡くなったのではなく、お母さんの体内で死亡したすべてを含みます。
2021年の 1年間の胎児死亡数は、すべてのワクチンで「 3,774件」の報告がありました。
CDC のデータの 2021年のワクチン後の胎児死亡の内訳は、以下のようになっておりまして、すべてのワクチンとはいえ、
「 99%以上がコロナワクチン」
であることがわかります。また、そのうちのほとんどがファイザー社とモデルナ社のワクチンです。
2021年の1年間のすべてのワクチン後の胎児死亡報告
VAERS
一方、コロナワクチンが展開される以前の過去 30年間のすべてのワクチン後の有害事象報告数は、以下のように「 2,596件」となっています。これは、1年間で約 75件に相当します。
2020年12月までの過去30年間のすべてのワクチン後の胎児死亡報告数
VAERS
関係ないことですが、この過去 30年の胎児死亡のトップにある「 HPV4 / MERCK…」は、子宮頸がんワクチンのガーダシルというものです。
この子宮頸がんワクチンガーダシルの臨床試験での破壊力は、以下で記したことがあります。まだ日本でコロナワクチンが展開される前の記事です。
コロナワクチン登場前は、「最大の破壊力」を持つワクチンだったかもしれません。
[記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
In Deep 2021年3月7日
いずれにしましても、コロナワクチン展開前の 30年間は、
「ワクチン接種後の胎児死亡報告数は年間 75件ほどだった」
のが、2020年12月からアメリカでコロナワクチンが展開された後は、
「 2021年の 1年間で、3,774件の胎児死亡報告があった」
ということになります。
つまり、
「年間の胎児死亡報告は 2021年に 4,943%増加した」
ことになります。
なお、VAERS への報告数はかなり過小であることが知られていて、実際の有害事象全体の 1%程度以下であることが判明しています。アメリカ保健社会福祉省が米ハーバード大学に以来した調査結果について、In Deep のこちらの記事などにあります。
そういえば、以前、アメリカの研究者が、米国防総省の防衛医療データから、実際のアメリカでのワクチン後の流産数を計算したことがあります。
以下の記事でご紹介しています。
[記事] 国防総省の防衛医療データからの計算により、アメリカのワクチン後の自然流産数が41万件超だと推定される…
In Deep 2022年2月2日
この研究者の方は、以下のように報告しています。
> VAERSでの自然流産の URF (過少報告係数)は 118です。この URF を適用すると、416,186件の自然流産数が得られます。 (substack.com)
ただ、アメリカだけではないですが、もともと流産というのは多いものであり、この 416,186件という数字が飛び抜けて高いということにはならないことも事実です。
しかし、「ワクチン後の有害事象としての胎児の喪失」だけを見ますと、約 5,000%の増加となっていることが現実のようです。
今後もこのような傾向が続くのかどうかは今はわかりません。