米 CDC (疾病予防管理センター)の「ワクチン有害事象報告システム / VAERS」のデータの最新情報を定期的にご紹介しています。
今回は、2022年3月11日までの以下のデータからです。
Found 1,183,495 cases where Vaccine is COVID19
前回分は以下になります。
[定期]定期]米CDCへの3月4日までのワクチン接種後の死亡報告は 25,158件。有害事象報告は 1,168,894件。ワシントン州の7歳の男の子が接種後に心停止で死亡
現時点で最新の CDC の有害事象の全体の報告数、死亡報告数、重症報告数のそれぞれの前回からの 1週間の推移は以下のようになります。
・有害事象報告 116万8894件 → 118万3495件
・死亡事例報告数 2万5158件 → 2万5641件
アメリカでは昨年から12歳未満のワクチン接種が始まっていますが、現時点での6歳から 12歳までの有害事象報告は以下のようになっています(データ)。
・6歳 - 8歳 3,212 件
・9歳 - 11歳 5,225 件
となっています。
この他に、CDC のデータには、ワクチン接種対象外の年齢だと思うのですが、「 3歳 - 5歳」の有害事象報告数も出ており(データ)、1,213件となっています。
これらをすべて合わせると、12歳以下では、9000件以上の副作用・有害事象の報告がなされていることになります。
まず、17歳以下の若い世代の有害事象報告です。
十代の有害事象と死亡事例
・12歳から16歳の有害事象報告 25,721 件(データ)
・12歳から16歳の重症事例 2,691件 (データ)
・9歳から11歳の有害事象報告 5,225 件(データ)
・9歳から11歳の重症事例 147件(データ)
・6歳から8歳の有害事象報告 3,212 件(データ)
・6歳から8歳の重症事例 106件(データ)
以下は、12歳から16歳の「心臓に関して」の障害の報告数です。
・12歳から16歳の心臓障害の事例報告 907件 (データ)
11歳以下の「心臓に関しての有害事象」に関しては、以下のようになっています。
・9歳から11歳の心臓障害の事例報告 16件 (データ)
・6歳から8歳の心臓障害の事例報告 5件 (データ)
以下は、若い世代の「死亡事例」です。
・12歳から16歳の「死亡」事例報告 66件 (データ) 前回は 63件
・5歳から11歳の「死亡」事例報告 5件 (データ) 前回は 5件
12歳から16歳の死亡報告は、3件増えました。
その中には「自死」が含まれます。グアムの14歳の少年(ID 2157944)です。
グアムの少年のページには以下のように記載されています。
ワクチン接種の1週間後、突然自殺した。それまでこの患者は完全に幸せな状態の子供だった。ワクチン接種後、少年は倦怠感と痛みが増し、スポーツをすることに興味を失った。その一週間後、何の警告もなく、首を吊った。(ID 2157944)
ワクチン接種と自死には関係がないのではと思われるかもしれないですが、実際には、接種後の自死はワクチン接種後の有害事象報告でとても多いです。
以下のような In Deep の記事をご参照下さればと思います。
[記事] 自死はどこまで増えるのか
In Deep 2021年9月14日
接種後の自死が多いのは、個人的には、「スパイクタンパク質によるヒトヘルペスウイルス6の再活性化が起こり、うつ病を発症する」ことと関係しているようには思います。
また、それとは別に、上の記事では、島根県松江市にあるクリニックの副院長が、メディアに以下のように述べていました。
副院長:「私が強調したいのは、(ワクチンを接種して)1週間後以降の色々な精神症状であるとか倦怠感、うつ、場合によっては自殺企図など、遅発性の後遺症と私が呼んでいるものがあることです」
以下は、 5歳から17歳の死亡事例の詳細です。ID 番号のリンク先に詳細な個別臨床データページがあります。
5歳から17歳までの死亡事例報告リスト
2022年3月11日まで
・15歳 / 女性 / ニューハンプシャー州
[症状]アナフィラキシー反応、心停止
[接種から死亡まで] 1日 (ID 1187918)・16歳 / 女性 / ウィスコンシン州
[症状]心停止
[接種から死亡まで] 9日 (ID 1225942)・15歳 / 男性 / コロラド州
[症状]心不全
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1242573)・16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状]死亡(原因不明)
[接種から死亡まで] 48時間以内 (ID 1382906)・16歳 / 男性 / ジョージア州
[症状]胃腸穿孔、状態悪化
[接種から死亡まで] 4日 (ID 1386841)・13歳 / 男性
[症状]インフルエンザ様疾患が2日間続いた後に死亡
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1406840)・16歳 / 女性 / ペンシルベニア州
[症状] 胸痛、血球貪食性リンパ組織球症、心嚢液貯留、長期入院、死亡
[接種から死亡まで] 73日 (ID 1420630)・13歳 / 男性 / ミネソタ州
[症状] 小脳出血、 心停止、死亡
[接種から死亡まで] 17日 (ID 1431289)・13歳 / 男性
[症状] 不明
[接種から死亡まで] 不明 (ID 1463061)・13歳 / 男性
[症状] 心臓肥大、 心筋炎、死亡
[接種から死亡まで] 0日 (ID 1429457)・16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状] 死亡
[接種から死亡まで] 27日 (ID 1466009)・16歳 / 男性 / ペンシルベニア州
[症状]死亡
[接種から死亡まで]6日 (ID 1475434)・15歳 / 男性 / ニューヨーク州
[症状]失神、心室性頻脈、死亡 (接種後4日目にサッカー場で倒れて死亡)
[接種から死亡まで]4日 (ID 1498080)・13歳 / 女性 / メリーランド州
[症状]心室頻拍、死亡
[接種から死亡まで]27日 (ID 1505250)・13歳 / 女性
[症状]死亡
[接種から死亡まで]不明 (ID 1655100)・16歳 / 女性 / ウィスコンシン州
[症状]肺塞栓症
[接種から死亡まで98日 (ID 1694568)・16歳 / 男性
[症状]心不全、心筋症
[接種から死亡まで]23日 (ID 1734141)・16歳 / 女性 / テキサス州
[症状]倦怠感、死亡
[接種から死亡まで]1日 (ID 1757635)・15歳 / 男性 / ニューハンプシャー州
[症状]心臓内腫瘤、 心筋壊死、 心筋炎 (遊泳中に心臓発作で死亡)
[接種から死亡まで]6日 (ID 1764974)・16歳 / 男性
[症状]自死
[接種から死亡まで]8日 (ID 1576798)・13歳 / 女性 / メリーランド州
[症状]急性膵炎、神経弛緩性悪性症候群、非感染性脳炎、全身性けいれん発作、死亡
[接種から死亡まで]15日 (ID 1815096)・12歳 / 女性 / サウスカロライナ州
[症状]呼吸管出血、死亡 (先天性染色体異常の基礎疾患あり)
[接種から死亡まで]0日 (ID 1784945)・16歳 / 女性 / ミズーリ州
[症状]死亡(死因不明)
[接種から死亡まで]91日 (ID 1823671)・16歳 / 女性 / ジョージア州
[症状] 心停止、肺出血、死亡
[接種から死亡まで]2日 (ID 1865389)・13歳 / 女性 / テキサス州
[症状] 左心房腫瘤、悪性腫瘍、死亡 (左心房の腫瘤で入院。接種から 91日後に死亡。それまでは病歴なし)
[接種から死亡まで]91日 (ID 1913198)・16歳 / 男性
[症状]自殺 (注意欠陥多動性障害の病歴。接種後8日目にアパートの最上階から飛び降りて死亡)
[接種から死亡まで]8日 (ID 1576798)・15歳 / 女性
[症状] 無力症、脳死、心停止
[接種から死亡まで]27日 (ID 1592684)・13歳 / 男性
[症状] 多臓器不全、敗血症性ショック
[接種から死亡まで]3日 (ID 1633205)・15歳 / 男性
[症状] 死亡
[接種から死亡まで]4日 (ID 1668800)・14歳 / 男性
[症状] 肺水腫、心不全
[接種から死亡まで]38日 (ID 1690103)・16歳 / 男性
[症状] 心停止、心室細動、腸虚血
[接種から死亡まで]6日 (ID 1702154)・16歳 / 女性
[症状] 不明 (午前中に接種を受け、午後にベッドで死亡しているのが発見される)
[接種から死亡まで]不明 (ID 1732657)・15歳 / 男性
[症状]脳出血、 脳脳室破裂
[接種から死亡まで]4日 (ID 1755460)・17歳 / 女性 / ワシントン州
[症状]心停止、 死亡 (報告した医師は、死因は心筋炎と考えられると報告)
[接種から死亡まで]38日 (ID 1828901)・15歳 / 男性
[症状]気管支痙攣、呼吸困難、意識喪失
[接種から死亡まで]1日 (ID 1845034)・13歳 / 男性
[症状]心肺停止 (接種4時間後に浴槽で沈んで死亡しているのが発見され、直接的な死因は溺死とされる)
[接種から死亡まで]0日 (ID 1862946)・12歳 / 男性
[症状]心筋炎、神経弛緩薬悪性症候群、死亡 (接種の2日後に死亡しているのが発見される)
[接種から死亡まで]2日 (ID 1865979)・13歳 / 男性
[症状]神経弛緩薬性悪性症候群、痙攣、非感染性脳炎(接種の9日後に痙攣を起こして死亡。それまで関連する病歴なし)
[接種から死亡まで]9日 (ID 1931744)・14歳 / 女性
[症状]嘔吐、呼吸困難、死亡
[接種から死亡まで]4日 (ID 1953855)・16歳 / 男性
[症状]神経弛緩薬性悪性症候群、全身性紅斑性狼瘡、非感染性脳炎
[接種から死亡まで]1日 (ID 1960928)・15歳 / 男性
[症状]全身性腹痛、呼吸困難、体の衰弱
[接種から死亡まで]1日 (ID 1960942)・14歳 / 女性
[症状]脳損傷、心停止 、多臓器不全症候群
[接種から死亡まで]15日 (ID 1971636)・14歳 / 女性
[症状]動脈瘤、小脳出血、くも膜下血腫
[接種から死亡まで]21日 (ID 1978327)・12歳 / 女性
[症状]糖尿病性ケトアシドーシス、動悸、呼吸困難
[接種から死亡まで]8日 (ID 1987607)・16歳 / 女性
[症状]神経弛緩性悪性症候群、ギラン・バレー症候群、非感染性脳炎
[接種から死亡まで]0日 (ID 1987601)・14歳 / 女性
[症状]失神、呼吸不全、心室細動、心停止
[接種から死亡まで]7日 (ID 1991078)・13歳 / 女性
[症状]呼吸困難、アナフィラキシー反応、死亡
[接種から死亡まで]6日 (ID 1994375)・13歳 / 女性
[症状]非感染性脳症、非感染性髄膜炎、心筋炎
[接種から死亡まで]5日 (ID 1994389)・12歳 / 男性
[症状]髄膜炎菌性髄膜炎、発疹性掻痒症、敗血症性ショック
[接種から死亡まで]7日 (ID 2016548)・16歳 / 女性
[症状]呼吸困難、死亡
[接種から死亡まで]3日 (ID 2016554)・16歳 / 女性
[症状]無力症、呼吸困難、死亡
[接種から死亡まで]0日 (ID 2016558)・12歳 / 女性
[症状]悪寒、そう痒症、死亡
[接種から死亡まで]20日 (ID 2033958)・16歳 / 女性
[症状]発熱、神経弛緩薬性悪性症候群、死亡
[接種から死亡まで]29日 (ID 2045645)・14歳 / 男性
[症状]呼吸困難、心不全、死亡
[接種から死亡まで]不明 (ID 2045651)・13歳 / 男性
[症状]急性膵炎、死亡
[接種から死亡まで]7日 (ID 2074035)・7歳 / 女性 / ミネソタ州
[症状]アナフィラキシー反応、神経弛緩性悪性症候群、呼吸不全等
[接種から死亡まで]7日 (ID 1975356)・5歳 / 女性 / アイオワ州
[症状] 血液ガス異常、血液pHの低下、呼吸停止
[接種から死亡まで]4日 (ID 1890705)・15歳 / 男性
[症状] 心不全、心筋症、心臓肥大
[接種から死亡まで] 90日 (ID 2102309)・8歳 / 男性 / ミズーリ州
[症状] 小児多系統炎症性症候群、心臓呼吸停止、等
[接種から死亡まで] 7日 (ID 2109625)・11歳 / 女性 / ジョージア州
[症状] 不明
[接種から死亡まで] 不明 (ID 1696757)・13歳 / 女性
[症状] 心筋炎
[接種から死亡まで] 7日 (ID 2139356)・16歳 / 女性
[症状] 急性呼吸不全、酸素性虚血性脳症、肺炎
[接種から死亡まで] 58日 (ID 2139355)・13歳 / 女性
[症状] 調整障害、大動脈弁機能不全、心停止
[接種から死亡まで] 1日 (ID 2133950)・13歳 / 女性
[症状] 心筋炎
[接種から死亡まで] 7日 (ID 2139356)・13歳 / 女性
[症状] 下痢、嘔吐、脱水症
[接種から死亡まで] 0日 (ID 2164658)・7歳 / 男性 / ワシントン州
[症状] 心停止
[接種から死亡まで] 13日 (ID 2152560)・16歳 / 男性
[症状] 急性膵炎、意識の低下、死亡
[接種から死亡まで] 約2ヵ月 (ID 2167463)・17歳 / 男性 / イリノイ州
[症状] 心停止
[接種から死亡まで] 5日 (ID 2171083)・14歳 / 男性 / グアム
[症状] 自殺
[接種から死亡まで] 7日 (ID 2157944)
次に全年齢層の有害事象報告です。
全体の有害事象事例
毎回見ている「ベル麻痺(顔面麻痺の一種)」「流産、早産」「アナフィラキシー反応」は、以下のようになっています。
・ベル麻痺(顔面神経麻痺) 9,728件(データ)
・流産・早産・死産 4,212件 (データ)
・アナフィラキシー反応 286,775件(データ)
・血栓 / 血液凝固 / 血小板減少 36,624件(データ)
・ギランバレー症候群 2,556件 (データ)
アメリカの複数の専門家たちによっての研究では、ワクチンによるスパイクタンパク質は、「少なくとも 4ヵ月体内に存在する」ことが示されていまして(ただし、それ以降については正確には不明)、その影響は比較的長く続くようです。
また、この研究では、ファイザー社ワクチンは「スパイクタンパク質を運ぶエクソソームの放出を誘導する」ことも示したことが記されています。
ワクチン接種率が高い国ほどコロナ感染者が多くなるのは、これも理由なのかもしれません。
たとえば、東アジアで最大のワクチン接種率を誇る韓国が現在、1日60万人などの感染確認が出る惨状に陥っている、というようなことが起きやすいのかもしれません。
日本も今後、韓国と同様のことが起きないとも言えない面はあります。
馬鹿げた話です。