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韓国でインフルエンザワクチン接種後の死亡例が相次ぐ。現在までに13人が死亡。基礎疾患のない男子高校生も含まれる

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mediainnews.com




 

韓国では、今年、インフルエンザワクチンの接種が無料とされているようで、多くの人たちが接種を受けているようですが、予防接種を受けた人が次々と亡くなるという事態が発生しています。

10月22日までに 13人がワクチン接種後に亡くなったようですが、報道によれば、基礎疾患のない 17歳の男子高校生も含まれていたということで、韓国では不安が広がっているようです。

死亡例が出ているインフルエンザワクチンは、すべて韓国製のワクチンで、さまざまなメーカーのものがあるようですが、こちらの報道では「韓国ワクチン社」が製造した Kovax Influ 4ga PF Injection という季節性インフルエンザワクチンの製造番号 PT200802 となっていて、韓国のこちらの報道では、LG化学社のインフルエンザワクチンとなっていて、複数のメーカーのもので問題が起きているようです。

ワクチン接種後の副作用とみられる異常反応は、韓国の報道によれば、10月20日までに 431件の報告があり、内訳は、

・症状別局所反応 111件
・アレルギー反応 119件
・発熱 93件
・その他 104件

となっていまして、その後も増えているとみられます。

しかし、韓国の保健当局は、緊急会議の結果として、「ワクチンの安全性に問題はない」として、ワクチン接種の続行を決定しています。

一時中止という措置も取らないようです。

何だか、予防接種も命がけとなってきているようです。

これらについて、韓国 UPI ニュースの報道をご紹介します。

 


インフルエンザワクチン接種後の死亡例が13人に増えたが、保健当局は「接種は続ける」と発表

UPI 2020/10/22

インフルエンザワクチン接種後に死亡した人が 13人に増えた。

韓国保健当局は、死亡者のうち 2人はアナフィラキシーの可能性があり、他の事例も調査中だと明らかにした。しかし、保健当局は、ワクチン自体の異常ではないと判断し、無料の予防接種を継続することを決定した。

予防接種後の死者が増え続けていることを受けて、10月21日、韓国疾病管理庁は緊急ブリーフィングを行い、インフルエンザワクチンを接種した後に死亡したケースが 9件と明らかにした。その後、さらに 4人が死亡し、10月22日午前現在、インフルエンザワクチン関連の死亡者は 13人に増えた。

大田市によると、22日午前、大田市に住む女性 B さん(79)が死亡した。この女性は、 19日に耳鼻咽喉科医院で韓国ワクチン社のインフルエンザワクチンの接種を受けた。当日の午後 8時から激しい嘔吐・発熱の症状を示し、翌日の昼頃、呼吸困難の症状などで意識を失って搬送された後、死亡した。基礎疾患はなかった。

韓国疾病管理庁によると、インフルエンザワクチン接種後の異常反応は、20日の時点で 431件報告されているとした。症状別では、局所反応 111件、アレルギー 119件、発熱 93件、その他 104件と報告された。

死亡事例 9件のうち 7件の疫学調査を進めており、2件は遺族側が異常反応ではなく、他の原因で死亡したと判断するという意見を表明したと伝えられた。

韓国疾病管理庁長官は、死亡事例について、「まだ調査は進行中だが、数件の局所異常反応以外に、重症の副作用は確認されていない」と説明した。

同時に、「特定のワクチンで重症以上の反応事例が多く報告されていない点などを考慮すると、完全予防接種を中断するほどの状況ではないと判断した」と会議の結果を発表した。

疾病管理庁長官は以下のように国民に呼びかけた。

「予防接種は、健康状態が良い日に受けていただくようにして下さい。接種後は、空気と水分を十分に摂取し、接種の予診では、医師に病気の症状があるか、基礎疾患や慢性疾患があるかどうかなどを必ず医療関係者に知らせてください」

「多くの国民の方々が予防接種に不安を感じていることは知っています。今後、専門家の意見と地方自治体の調査結果をまとめて迅速かつ透過的に調査し、安全な接種になるように管理していきます」







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