9月16日 ロシア西部のナルバ・ベイにて
・Waterspout over Narva Bay, Russia
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気温や高い海水温と荒れた気流が関係しているのかもしれないですが、今年は世界中でウォータースパウト(水竜巻)の発生頻度が非常に高く、平年なら、そのような現象が発生しにくいロシアや北欧などでも頻繁に見られていました。
異常といえば十分に異常な気象の賜ではあるわけですが、そんな中、夏も終わったロシアで、
「ウォースパウトが空に吸い込まれていく」
という様子が撮影されていました。
下はその動画です。
https://youtu.be/DiWaQ9pMmJw
空に吸い込まれていく最後のほうの様子が「手を引っ込めていく」ような感じにも見え、独特の雰囲気を醸し出しています。
出現したのは、ロシアの最も西部に位置する場所のひとつ、ナルバ・ベイ(ナルバ湾)の海岸です。
ロシア・ナルバベイの場所
・Google Map
このウォータースパウトは、以下のような感じで空へ消えていきました。
・Waterspout over Narva Bay, Russia
あるコメントには「神の手のようだ」というような表現も出ていましたが、ロシアでの神の手というと、2016年11月に下のような「神の指」と呼ばれた雲が観測されたことを思い出します。
2016年11月27日 ロシア・シェレゲシュにあらわれた雲
・その形状は神の指かマザーシップか : 壮大なレンズ雲がロシア上空に出現
最近の気温と気流は、世界中でダイナミックな光景を作り出していて、ときにそれは私たちをとても驚かせたりもします。