・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
12月19日、スイス最大の都市であるチューリッヒの上空に「発生要因がよくわからない巨大な雲」が出現しました。
冒頭の写真がその様子ですが、「これは何なの?」と思います。
もともとは動画で撮影されたもので、以下はその動画となります。
https://youtu.be/UZB2B6egJ4U
これが何という種類に入る雲なのかわからないですが、どういうメカニズムだと、このようなものが発生するのですかね。
投稿した方の動画のタイトルには、「波状雲 / 重力波 (Wave clouds/gravity waves )」という言葉が書かれていましたけれど、不思議な雲ではあります。
動画を時間通りに写真で示しますと、次のような全景です。
2019年12月19日 スイス・チューリッヒ
・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
・Vincent Haagmans / Severe Weather Europe
この雲が、完全な自然の状態の中で発生したのか、あるいは「自然ではない」要因で発生したのかは、判断が難しいですが、いろいろと複雑なことが起きます。
全然関係ないですけれど、スイスのチューリッヒといえば、東京大学素粒子物理国際研究センター(ICEPP)などを含めた国際研究チームが、電子の仲間である「μ(ミュー)粒子」というものが引き起こす非常に稀な現象の観測の研究( MEG 実験)をおこなっていたと思います。
これも関係ないですけれど、スイスといえば、欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)がある場所でもあり、何かこう、たまに特殊な重力場でも生成されたりすることもあるのかなあ、とか思ったり。