2017年8月16日 ロシア・コミ共和国の空を覆う津波雲
最近は「雲」について取りあげることが多くなっています。このブログでも、最近の 10日ほどの間だけで、下のような雲に関しての出来事を取りあげています。
・この夏、世界各地に出現し続ける「巨大なキノコ雲」 (2017/08/07)
・キューバにもインディペンデントデイ雲… (2017/08/13)
・相変わらず示唆的な2017年8月の世界の雲たち (2017/08/15)
世界的に印象的な雲が出現しやすくなっているということなのかもしれないですが、今回は「津波のような雲」が、ロシアのコミ共和国という場所とクロアチアで撮影されていまして、それがあまりにも壮大でしたのでご紹介したいと思います。
これらの現象は、それほど一般的な現象ではありません。
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ロシア・コミ共和国とクロアチアの場所
・Google Map
2017年8月10日 クロアチア・ノビグラードの空
これらの津波のような雲は、分類では、棚雲とかシェルフ雲のように呼ばれるものに属されるものだと思われますが、ほんの2年ほど前まではニュースになるほど珍しいものでした。
たとえば、下は 2015年11月の CNN の報道です。
ほんの2年ほど前までは、このように「珍現象」と呼ばれていたものが、最近では世界中でよく出現します。
この8月は、今回ご紹介するコミ共和国とクロアチアのノビグラードという街の空に、非常に迫力のある津波雲が出現しましたが、ここまで迫力のあるものではないならば、さらに各地で頻繁に出現しているようです。
8月16日 ロシア・コミ共和国
8月10日 クロアチア・ノビグラード
この8月は、先ほどリンクしました「この夏、世界各地に出現し続ける巨大なキノコ雲」でご紹介しましたキノコ雲と共に、津波雲もまた世界各地に出現し続けています。
このような雲が増加している要因は、ひとつは天候状況が荒くなっているということ自体でもありますが、何か示唆的な感じもいたします。
もっとも、これらが何らかの示唆的な意味を持つのかどうかは時代が終わってみなければわかりません。