アメリカABCニュースより
アメリカのコロラド州で、「プールに入った 20人以上の子どもたちが、めまいを感じたり、吐いたりし始めた」という出来事があり、原因はわかっていないのですが、こういうご時世ですので、何となく気になりご紹介しようと思います。
実は今、アメリカでは「謎の感染症」が、ウィスコンシン州というところを中心として流行していて、50人以上が発症し、15人以上が亡くなっているという、大変に致死率の高い謎の病気が進行しているということもあります。
2016年3月18日のサイエンス・アラートより
・A mysterious disease is killing people in Wisconsin
このウィスコンシン州のものに関しては、新種のバクテリアだと思いますが、Elizabethkingia anophelis (読めないです)というものが検出されているらしいのですが、しかし、これがよくわからないらしいものらしいのですね。
ウィスコンシン州の謎の病気については現在進行中でして、状況が明らかになってきましたら、お知らせしたいと思います。
とにかく何だか今は、病気やテロの時代ですから、今回のコロラド州のようなことでも、何だか病気的なことを連想したり、テロ的なことを連想したりしてしまう次第です。
何となく物騒な考え方ではありますれども、時代を考えると、合理的な気もしたり。
アメリカ ABC ニュースの報道をご紹介します。
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Mysterious Illness Sickens 22 at Colorado Pool
ABC News 2016/03/21
コロラド州のプールでミステリアスな病気により22人が症状に見舞われる
地元の消防署長は、3月19日、コロラド州のレクリエーションセンターで、22人が原因不明の吐き気、めまい、嘔吐などの症状を呈したと発表した。そのほとんどは、遊びに来ていた子どもたちだ。
コロラド州ラファイエットのデビッド・フリーデル署長は、原因はいまだに不明のままだと ABC ニュースに語る。
署長によれば、ボブ・L・バーガーレクリエーションセンターのプールに入った後に、22人の子どもたちが、吐き気やめまいを訴え、あるいは嘔吐をしたという。
最初、原因は塩素の流出かもしれないと考えたが、危険物探査担当員たちの検査では、そのようなものは一切検出されなかった。
コロラド州ボルダー郡の公衆衛生環境保健局のジョー・マリノフスキー局長は、19日の調査では、いかなる大気汚染も検出されず、塩素の流出などもなかったと発表した。プールを再度開いても安全かどうかを調査するために、21日に再び調査すると述べた。
プールにいた人物によると、人々がプールから出てくると、すぐに体調を崩す様子を見たという。「その人たちは、咳をして、呼吸も苦しそうでした。私は、彼らの体調が大丈夫かどうかをチェックしました」と ABC ニュースに語った。
その 22人は、地元の病院に運ばれ入院したが、全員、翌日の夕方までには体調を取り戻して退院した。