コロナワクチンを分析したマクデブルク研究所のブリギッテ・ケーニッヒ教授。aussie17
主要国のテレビ番組で初めてDNA問題が取り上げられた
前回の記事で、アメリカの米国医師・外科医協会(AAPS)が、協会の発行誌で、正式に「ワクチンへの DNA 混入への懸念」を表明したことを取り上げました。
(記事)米国医師・外科医協会(AAPS)が「ワクチンへの DNA 混入」についての見解を自らの医学雑誌に正式に掲載
地球の記録 2023年12月13日
今度は、ドイツからの報告です。
ドイツのテレビ局 MDR が、12月12日、コロナワクチンの DNA 混入問題について、報道で取り上げたことが伝えられています。
「コロナワクチンが批判にさらされている - 何が問題なのか?」
というタイトルの報道でした。
おそらくですが、主要国のテレビ報道で、この DNA 混入問題が取り上げられたのは、これが初めてではないでしょうか。
報道は、ドイツ語ですので、お手上げかと思っていましたら、その報道に英語の字幕をつけて、X に投稿してくださった方がいました。
以下にあります。
For the first time, German TV MDR covers DNA contamination in Pfizer's mRNA vaccine
動画そのものは、以下に YouTube に投稿し直しました。
YouTube の場合、完全ではないですが、自動翻訳機能で日本語字幕を表示することができるからです。方法はこちらの記事に記していますが、以下の方法で字幕を表示することができます。
YouTube の外国語の動画に日本語字幕をつける方法
・動画下の右側にいくつかのアイコンがあります。
・その中央に灯油タンクのフタみたいなアイコン(設定)があります。
・その「設定」をクリックします。
・上から3番目に「字幕」という項目があります。
・その右側に「オフ」あるいは「英語(自動生成)」と書かれています。
・その「>」をクリックします。
・一番下に「自動翻訳」という項目がありますので、クリックします。
・言語一覧が出ますので「日本語」を選択します。
・先ほどの「設定」アイコンの左に「字幕」アイコンがあります。
・それをクリックすると、動画に日本語の字幕がつきます。
この報道番組の内容を日本語に起こしました。
ここからです。
コロナワクチンが批判にさらされている - 何が問題なのか?
Corona-Impfstoff in der Kritik - Was ist dran?
MDR-Fernsehen 2023/12/12
私たち取材班はマクデブルクの私立の研究所にいます。 ブリギッテ・ケーニッヒ教授はここでコロナワクチンを研究しています。 その結果、すべてのサンプルが汚染されていることがわかったと言います。
ケーニッヒ教授:
「ワクチンにはこのような量が含まれるべきではない外来 DNA が含まれています。私の観点から見ると、憂慮すべき結果は、5つのバッチすべてにかなりの外来 DNA が含まれており、これは規制をはるかに上回っているということです。これはビオンテック-ファイザーワクチンに関することです」
DNA 混入の疑惑を調査するために、5つのワクチンバッチがマクデブルク研究所に渡されました。
分析の結果、外来 DNA がワクチンに含まれている可能性があり、その量は規制値の限界を超えていました。 WHO によると、その制限は 1回の投与あたり合計 DNA 含有量 10ナノグラムです。 外来 DNA がヒトの細胞に侵入する危険性があるため、この値を超えないようにすることが重要なのです。
ブリギッテ・ケーニッヒ教授は、マクデブルク大学医学部の外部教授です。 彼女は私たちに個人的に行った調査の結果を見せてくれました。検査した 5つのバッチすべてが汚染されていました。
最も低い濃度でも、制限を 83倍超えていました。 見つかった最高濃度はケーニッヒ教授が知る限界値の 354倍でした。
これは懸念すべきことです。
生物学者のユルゲン・キルヒナー博士は、長年にわたって mRNA ワクチンを声高に批判してきた一人です。 彼は Gene Vaccines (遺伝子ワクチン)というウェブサイトを運営しています。そこで彼は、ペンネームで書いた自分の本の宣伝も行っています。
彼の最新の著作は「Sullied (汚染された)」と呼ばれています。
彼は物議を醸しているコロナ評論家であるポール・ブランデンブルク氏のような YouTube 番組にも出演しています。キルヒナー博士は、ブランデンブルク氏と、ワクチンに関する彼の論文について彼と話し合いました。 マクデブルク研究所での発見についてもです。
キルヒナー博士:
「私たちが発見した限界値をはるかに超える DNA 汚染がワクチンで見つかった場合、私の考えでは、医薬品法の特別な条項、つまり第 5項が自動的に適用されます。医薬品にそのような問題がある場合は、次のように定められています。 『それは市場から取り除かれなければならない』ということです。 そして、生物学者たちはこれを達成しようとします」
彼は、9月にパンデミック計画をテーマとしたドイツ連邦議会請願委員会の公聴会に出席しました。 ここで彼はマクデブルク研究所での分析結果を発表する機会を得ました。
これらの外来 DNA は、医薬品の限界値を大幅に超えています。 しかし、この告発は新しいものではないのです。
すでに 2023年4月に、アメリカの科学者がビオンテック-ファイザーとモデルナのワクチンに制限を超える外来 DNA を発見しました。
(※) この「アメリカの科学者」というのは、ケビン・マッカーナン博士のことだと思います。以下の記事にあります。
(記事)[重大局面]ファイザー社ワクチンが、DNAで汚染されていたことが見出される……。これにより「永遠のスパイクタンパク質生産」という厳しい概念が浮上… (In Deep 2023年3月15日)
また、10月末に行われたカナダの研究の事前発表で、数人の科学者たちが同様の結論に達しています。 研究者たちは、この結果はワクチンの安全性に関する既存の懸念をさらに拡大すると書いています。
しかし、そのような外来 DNA の痕跡は実際に危険なのでしょうか?
人間は常に自分自身の中に外来の DNA を持ち続けています。 これは食べ物由来のこともありますが、細菌が肺に入った場合にも起こります。 これらの浮遊 DNA スニペット(※ DNA の断片)は腸内で酵素によって分解されます。
しかし、mRNAワクチン接種には違いがあります。 ワクチンには、いわゆる脂質ナノ粒子が含まれています。これらは mRNA を細胞内に送達します。ただし、脂質ナノ粒子は、mRNA を輸送するか DNA を輸送するかを区別しません。したがって、外来 DNA が細胞核に直接侵入する可能性があるということなのでしょうか?
少なくとも、アメリカ人研究者のフィリップ・バックホールツ教授は、それを懸念していることを表明しています。
バックホールツ教授は mRNA テクノロジーの明確な支持者ですが、しかし、彼もまた、ファイザーのワクチンから DNA 残留物を発見したと述べています。サウスカロライナ州上院の公聴会で、バックホールツ教授は DNA 混入の潜在的な影響について説明しました。(※ 訳者注 / 参考記事「DNA散弾によるミュータント・ベイビーズの出現が予見される中で、さて人類社会の寿命はあと…」)
私たちは、バックホールツ教授と電子メールで連絡を取りましたが、現時点では外来の DNA が損傷を引き起こしているのか、あるいは今後損傷を引き起こすのかは誰にも正確には分からないといいます。
しかし、長寿命の幹細胞に対する遺伝子損傷の理論上のリスクは考えられ得るものです。 私たちはこの懸念について数人のドイツの著名な科学者に尋ねました。
私たちのこのリクエストに応えてくれた科学者はほんのわずかでした。
その中には、ドイツ連邦政府の資金提供を受けている研究所、マックス・デルブリュック分子医学センターのエマニュエル・ワイラー教授も含まれていました。
同氏は、DNA が悪影響を与える可能性は極めて低いと考えていると述べています。 さらに、ワクチン中の DNA は新しい話題ではなく、例えばインフルエンザワクチンでも検査されていると彼は述べています。
ワイラー教授:
「これまで、ポール・エールリッヒ研究所が責任ある機関としてテスト作業を正しく実行することに興味を持つ人は誰もいませんでしたし、正当に信頼する人もいませんでした。 私の意見では、これはワクチンの DNA の問題ではなく、感染症に対する最大の武器であるワクチンへの根本的な疑問、あるいはコロナ問題でセンセーションを巻き起こしていることを示しているのだと思います」
しかし結局、私たち(MDRテレビの)取材班は、これらの分析が本当に正確であるかどうか、そして最も重要なこととして、疑わしい DNA 汚染が害を引き起こす可能性があるのかどうかについての最終的な答えを得ることはできませんでした。