2017年5月25日の中国の水産養殖の専門メディアより
中国南部の広西チワン族自治区の首府である南寧市で、養殖所の魚が一晩にして全滅したことが報じられていました。
広西チワン族自治区・南寧市の場所
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大量死を起こしたのは、、日本語で「ケツギョ」という名前の魚が養殖魚されている池だったようです(中国名では「鳜魚」)。
池に浮かぶ大量のケツギョ
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報道によると、原因はわかっていません。
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専門家の話としては、「魚の死亡形態から、酸素欠乏による大量死ではない」ことはわかるようで、しかし、では何が理由かというと、毒や化学物質が検出されたというわけでもなく、原因不明としか言いようがないそうです。
ちなみに、このケツギョというのは、日本ではあまりなじみがないですが、中国では高級食材として名高いです。
そのこともあり、被害額は 70万元(約 1100万円)に達したとのこと。
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ある程度の調査はおこなわれたようですが、一般的に中国では、池や湖での大量死が発生しても、本格的な調査がおこなわれたということはあまり聞いたことがないですので、この件も原因不明のままで終わりそうです。
そして、北半球では、そろそろ本格的な大量死のシーズンが始まります。