2017年1月8日の中国の報道
暴風でなぎ倒された街路樹
・CGTN
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北半球のかなりの広範囲で、平年を大きく上回る低い気温や大雪の記録が相次いでいる中で、中国でも 2018年の新年以来、大雪が続いています。
雪は 1月2日頃から各地で降っていましたが、1月5日から状況が激しくなり、貴州、湖南省、江西省などを中心に激しい暴風雪が吹き荒れたと報じられています。
・CGTN
雪の中の通勤の様子 安徽省の明光市
下は、中国の雪の状況で、グレーのエリアが降雪をあらわし、色が濃いほど激しい雪が降ったことを示しています。
1月8日までの中国の大雪の状況。グレイの部分が雪のエリア
天候自体は中国の全域で悪いようで、南部はさすがに雪ではなく雨ですが、悪天候に見舞われている地域が多いようです。
大雪と暴風の被害で、これまで 230万人以上が被災し、21人が亡くなったと報じられています。
強風で崩壊したフェンス
・CGTN
他にも、農業やインフラなどに大きな被害が出ているようで、経済的な被害も相当なものにのぼるようです。
1月8日、国家機関でもある中国気象局は、「歴史的に激しい気候だ」とする記事を発表していました。
2018年1月8日の中国気象局のウェブサイトより
その中国気象局の予測によれば、中国での厳しく激しい気候はまだ続くようです。