シベリアでは62年ぶりの発生となる竜巻
先週、ロシアのシベリア地方を非常に荒れた天候が襲いました。
ノボシビルスクという都市では、大洪水に見舞われ、また、竜巻が発生したことが報じられています。
シベリアで最後に竜巻の発生が確認されたのは 1954年ということですので、62年ぶりの竜巻ということになります。
洪水に見舞われたノボシビルスクの様子
ノボシビルスクの場所
・Google Map
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この悪天候により、ロシアのトムスクとケメロヴォ地域の多くの観測地点で、過去 30年間で最大の降雨量を記録し、各地で洪水、土砂崩れ、シンクホールの事例が相次ぎました。
洪水に見舞われたノボシビルスク
大雨の影響で各地でシンクホールが発生
ノボシビルスクの地下鉄の駅
多くが冠水したノボシビルスクの街中
最近はもロシアの通常とは違う気象が激しくなっていまして、平年ではなかった熱波や洪水などがシベリアの各地に発生することが多くなっています。
本格的な気候配置の変化ということが起きるのなら、今後、シベリアが灼熱の地というようなことになってもおかしくはないです。