大量死 戦争の時代 異常な現象

カナダで「引き取り手のない遺体」の数が急増している

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cbc.ca




原因不明の死亡が急上昇しているカナダで

カナダの報道で、オンタリオ州などで「引き取り手のない遺体の数」が急増していると報じられていました。

記事では、原因として、家族の疎遠や経済的な問題などにふれていますけれど……以下のグラフを見ますと、時期的に「理由」はわりと明確なのかなあと。

つまり、引き取り手のないご遺体が増えているというより、「死者数そのものが増えている可能性」が垣間見えます。

オンタリオ州首席検視官室提供の「引き取り手のいないご遺体の数」の推移

cbc.ca

以下は、カナダのアルバータ州の 2021年までの数値で、「原因不明の死亡」が前年比 544%増加などとなっていました。

アルバータ州の2019年から2021年の原因不明の死亡事例数の推移

GBN

また、カナダ政府自体が、

「カナダで原因不明の死因が 300%増加した」

と 2023年に発表しています。

カナダ政府が「原因不明」の死因が300%増加したと報告。全死因の第5位
BDW 2023年12月18日

報道より

新しいカナダ政府の報告書は、2019年から 2022年にかけて「不特定の死因」が 300%増加し、カナダにおける死因の第 5位に上昇したことを明らかにした。

一部の保健専門家たちは、この大幅な増加は死者数が新型コロナワクチンに関連しているかどうか調査を開始すべきだと述べた。

カナダで平均寿命が急落する中、新たな政府報告書では 「原因が特定できない」と主張される死因が、ガン、心臓病、新型コロナ感染症、事故に次いで第 5位の死因となっている。

childrenshealthdefense.org

現状、これらすべてが「うやむや」になっていますが、理由は何であれ、カナダ(だけではないでしょうが)で原因不明の死亡数が急激に上昇していることは事実です。

その中で、引き取り手のないご遺体が非常に多くなっている。

カナダ CBC ニュースの報道です。





オンタリオ州では遺体の引き取り手がなく、その数は増加している

Dead bodies are going unclaimed in Ontario, and the numbers are climbing
cbc.ca 2024/03/08

2023年に引き取り手のない死者は1,183人にのぼった。トロント、ハミルトン、ロンドン、オタワが最多だった。

カナダ・オンタリオ州の統計によると、愛する人や家族が遺体を引き取りに来なかったオンタリオ州の死者数がここ数年で急増している。

首席検死官事務所によると、2022年には 983体、2019年には 438体だったのに対し、2023年には引き取り手のない遺体は合計 1,183体となった。

2019年以来、引き取り手のない遺体の数は 170%増加した。

引き取り手のない遺体の数の推移

2019年から2023年にかけて170パーセント増加するなど、オンタリオ州で引き取り手のない遺体が着実に増加していることを示している 。

ロンドンのインターコミュニティ・ヘルス・センターで社会から疎外された人々の支援に携わるグレッグ・ナッシュ氏は、こうした人々の多くは依存症や精神的健康上の問題を抱え、生活の中でほとんど支援を受けられなかった可能性が高いと述べた。

「これは、人々が近親者を含むコミュニティからどのように切り離されるのか、そしてそれが個人に与える重大な影響をよく物語っている」と彼は言う。 「とても悲しい統計です」

引き取り手のない遺体の問題は、国内の他の地域でも顕著だ。

セントジョンズでは、生活費や埋葬費が高騰する中、健康科学センターの外にある保管庫に死体が蓄積されている。

オンタリオ州の検視局は、死亡者に近親者が確認されていない場合には、「原告」(責任を引き受ける意思のある個人または組織)の捜索を行う必要があると述べている。

自治体は、遺体が引き取られなかった埋葬者の費用を支払う責任がある。

2023年に最も数字が高かったオンタリオ州の 4つの都市は次のとおりだ。カッコ内は 2019年の数字だ。

トロント: 792 (286)
ハミルトン:127 (26)
ロンドン: 112 (52)
オタワ: 87 (43)

2023年にはサドベリーで 32体、キングストンで 23体、サンダーベイで 10体の引き取り手のない遺体もあった。

「これらの人々の多くは、ホームレスではないかもしれないが、何らかの形で住居を剥奪されていたかもしれないというのは正当な推測だと思います」とナッシュ氏は語った。

「何の支援も受けられないことを知りながら、誰かがそこまで孤立することは重大なことです」

近親者が見つからないため、すべての引き取り手のない遺体がそのように分類されるわけではなく、2023年の事案の 37%で同様のことが起きた。他のケースでは、検死官によると、死者の家族がわかったものの、疎遠、健康状態、または経済的理由などの理由で遺体を引き取ることができなかった。

オニール葬儀場を数十年運営してきたジョー・オニール氏によると、ロンドンでは引き取り手のない遺体の葬儀で葬儀社は 1420ドルを受け取るという。その金額は 2012年以来増加していないと彼は付け加えた。

オニール氏は「状況は悪く、さらに悪化するでしょう」と語った。

オニール氏は、一部の墓地では、彼が「都市埋葬」と呼ぶもの、つまり引き取り手のない遺体を埋葬するためのスペースが不足していると付け加えた。







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