2017年1月31日の報道より
・El Mar Negro se congelo como no ocurría desde 1954
凍結した黒海を眺めるウクライナの住人
今年 1月16日に、
・ブルガリアの黒海が過去60年間で初めての「凍結」という事態に
2016/01/16
という記事で、黒海のブルガリア側の沿岸が、過去 63年間で初めて「凍結」したことをご紹介しました。
それから２週間が過ぎた今、ウクライナ沿岸の黒海も凍結したことが報じられています。
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凍結した黒海の上でカモメにエサを与える女性
・culturemeter.od.ua
黒海は、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、ロシア、グルジア、トルコの海岸を面している内海ですが、ウクライナでは、この１月下旬に、主要港湾都市のオデッサなどを含めた多くの黒海の海面が凍結したそうです。
前回のブルガリアの凍結した場所と、今回のウクライナの場所は下のようになります。
・Google Map
ウクライナの黒海が凍結したのは 1954年以来のことだそうで、実に 63年ぶりとのこと。
凍結した氷の上に集う白鳥などの鳥たち
・culturemeter.od.ua
この鳥たちは、このほぼ完全に凍結した状態の海から自然のエサを獲得することはできるのですかね。
写真を見ますと、かなり沖の方まで凍結が広がっているのがわかります。
黒海に面している国や地域は、どこも大雪などに見舞われていまして、その状況が今後も継続するとしたならば、ルーマニアよりも広い面積を持つこの黒海が「完全凍結」というようなこともあり得るのかどうなのか。
氷河期的な風景の拡大はまだ続いています。