2025年8月3日、600年ぶりに噴火したカムチャッカのクラシェニンニコフ火山

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活動が拡大するカムチャッカ半島の火山群
7月30日に、カムチャッカ半島近海で、マグニチュード 8.8という史上第 6位の規模となる大地震が発生しましたが、それと共に、比較的隣接するクリュチェフスカヤ山という火山が大噴火しました。
・環太平洋火山帯の激動が続く:ロシアでのマグニチュード8.8の大地震と共に「ユーラシア大陸最大のカムチャッカ半島の火山が噴火」
地球の記録 2025年7月31日
カムチャッカに限定したことではなく、環太平洋火山帯では、7月のはじめ以来、規模の比較的大きな地震(マグニチュード 5以上)が続いています。
・過去1カ月の世界のマグニチュード5.0以上の地震が500回に迫り、過去の記録と比較すると突出して(4倍から6倍)多くなっている
地球の記録 2025年8月6日
そんな中で、現在、「カムチャッカ半島では、5つの火山が(噴火)活動を継続中」という報道を見ました。
もともと、火山が非常に多い地域ですので、それほど珍しいことではないのかもしれないですが、時期的に地質の活動がとても活発なときですので、ご紹介させていただこうと思いました。
8月15日には、クリュチェフスカヤ山という火山が、噴煙 1万メートルに上る大噴火を起こしています。この火山は、7月30日の大地震と同時に噴火した火山です。
2025年8月15日のクリュチェフスカヤ山の噴火

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現在、カムチャッカでは、以下の火山が活動を続けています。
・ベズイミアニ山
・シベルチ山
・クリュチェフスカヤ山
・カリムスキー山
・クラシェニンニコフ山
場所はそれぞれ隣接していまして、おおむねですけれど、以下のような場所にあります。
2025年8月16日現在、活動が継続しているカムチャッカの火山

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カムチャッカの火山の活動状況についての報道をご紹介します。
ロシアのカムチャッカの火山が噴火し、高さ8,000メートルの火山灰が航空安全を脅かす
俄罗斯堪察加火山喷发8000米高灰柱 危及航空安全
ntdtv.com 2025/08/16

資料画像。
現地時間 8月15日、ロシアのカムチャッカ半島のクリュチェフスカヤ火山で、高さ 1万メートルの火山灰が噴出したことが記録された。
8月15日の RIA ノーボスチ通信の報道によると、ロシア科学アカデミー極東支部地質学・火山学研究所のカムチャッカ火山噴火対応チーム(KVERT)は、カムチャッカ半島のクリュチェフスカヤ火山で強力な火山灰噴火が発生し、その高さは 8,000メートルに達し、航空交通の安全を脅かすとの声明を発表した。
報道によると、現地時間 15日午前9時50分、クリュチェフスカヤ火山の噴煙は高度 8,000メートルに達し、火山の北東 521キロまで漂った。
飛行安全警報信号はオレンジ色で、火山活動により国内および国際航空輸送に危険が生じている。
クリュチェフスカヤ火山は標高 4,750メートルに位置し、クリュチ村から 30キロメートル離れている。ユーラシア大陸で最も活発な火山の一つであり、世界でも最も活発な火山の一つだ。
7月30日にカムチャッカ半島沖でマグニチュード 8.8の地震が発生して以来、余震が続いている。7月31日にはクリュチェフスカヤ火山が噴火し、噴煙は 12キロメートルに達した。ウスチ・カムチャツキー地区の集落でも降灰が観測された。
ロシアのタス通信によると、クリュチェフスカヤ火山は 8月10日の朝に噴火し、火山灰の噴煙は 1万メートルの高さまで達した。クリュチェフスカヤ火山は航空危険レベル「赤色」に指定されている。
ロシアのカムチャッカ半島非常事態省は以前、ベズイミアニ山、シベルチ山、クリュチェフスカヤ山、カリムスキー山、クラシェニンニコフ山の 5つの火山が依然として活動していると報告していた。