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ブラジルの小さな町を竜巻が襲い、「ひとつの町のほぼすべてが破壊される」という被害が発生。6人が死亡、750人が負傷

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町の90%が破壊されたブラジル南部のリオ・ボニート・ド・イグアス

ntdtv.com




町の90%以上が破壊される

ブラジル南部のパラナ州にあるリオ・ボニート・ド・イグアスという町を 11月8日夜に激しい竜巻が発生し、大きな被害が出たことが伝えられています。

リオ・ボニート・ド・イグアスは人口 1万4000人の小さな町ですが、「町の 90%が破壊された」と地元当局が発表しており、実質的に、ひとつの町が竜巻により消し去られてしまったという様相を呈しているようです。

パラナ州リオ・ボニート・ド・イグアスの場所

Google Map

周囲を見ますと、わりと森林などに囲まれているような場所であり、こんな場所でも、そんなに強力な竜巻が発生するものなのだなと驚きます。

パラナ州知事は、以下のように述べています

「過去 30~ 40年間、これほど強力な竜巻は見たことがありません。風速 250キロメートルを超えるカテゴリー3の竜巻で、住宅や商業ビルで被害を受けなかったものはほとんどありませんでした」

他にも「戦場のようだ」とも述べていました。

家の多くが破壊され、学校や施設も破壊されたということで、再建の道は長くかかりそうです。

リオ・ボニート・ド・イグアスの竜巻の被害についての報道です。





強力な竜巻がブラジルの町を破壊、6人死亡、数百人負傷

Powerful tornado wrecks Brazil town, killing six and injuring hundreds
aljazeera.com 2025/11/09


2025年11月8日、リオ・ボニート・ド・イグアスの住民が、竜巻で破壊された自宅の瓦礫を見て泣いている。

ブラジル南部パラナ州を最大時速250キロの強風を伴う竜巻が襲い、少なくとも 6人が死亡、750人が負傷した。

地元当局は土曜日 (11月9日)、金曜日遅くに発生した竜巻は 1分も続かなかったが、リオ・ボニート・ド・イグアスの町の約 90%を破壊したと発表した。

この町には 14,000人が住んでいる。

航空写真には、リオ・ボニート・ド・イグアスの多くの建物が屋根を失い、町の一部は完全に崩壊した様子が写っている。竜巻の進路から外れた近くの緑豊かな農地や木々は、ほとんど無傷のようだ。

月曜日 (11月10日)にベレンで国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)の開催準備を進めるブラジルを、破壊的な気象パターンが襲った。

専門家たちは、気候変動により気温が上昇し、空気中の水分量が増えると、大気の不安定性や風のせん断(竜巻を発生させる要因)が増し、竜巻がより頻繁に、より激しく発生するようになる可能性があると述べている。


竜巻が襲った後の破壊の様子を上空から撮影した写真。

 

「戦場のようだ」

パラナ州民間防衛庁長官フェルナンド・シューニグ氏は地元ニュース局G1のインタビューで、この町を「戦場」と表現した。

「こうした災害が都市部を襲うと、甚大な被害が発生します。非常に致命的です」と彼は述べた。

リオ・ボニート・ド・イグアスの住民、ジルベルト・ブレカイロさんは、自分の自動車整備工場も竜巻で破壊された建物の一つだと語った。

「私たちにできることはあまりありません…残っているのは着るものと書類だけです。生計を立てていた自動車整備工場もなくなりました。そこで息子も一緒に働いていました」と、彼は梁や建築物の瓦礫の山のそばに立って言った。

もう一人の住民、マリレイア・シャガスさんは、強風で建物に投げ出されたが、風が通り過ぎるまでベンチの下に隠れることができたと語った。

「外に出たら、すべてが破壊されていました。娘と車椅子の母も中にいました。父も中にいました。本当にショックでした」と彼女は言った。

「 2分間の間に、すべてが地面に倒れてしまいました。家族を失った人もいましたが、生きている私たちはそのことを神に感謝しなければなりません」

当局によれば、死亡した人のうち 5人はリオ・ボニート・ド・イグアスの住民で、もう 1人は近隣のグアラプアバの町の住民だったという。

少なくとも 1人が行方不明となっている。

地元政府によると、リオ・ボニート・ド・イグアス近郊の町も強風や嵐、雹に見舞われたが、被害は同程度ではなかったという。


竜巻による瓦礫を重機が撤去している。

 

追悼

カルロス・マッサ・ラティーニョ州知事は、犠牲者を追悼するため 3日間の追悼を宣言した。当局は、捜索救助活動が依然として続いているため、死傷者数は増加する可能性があると述べている。

保健当局によると、少なくとも 750人が竜巻で負傷し、うち 10人が手術を受け、9人が重体だという。

近くの病院の院長、シンシア・ケリー・ソマリバ氏は、竜巻の影響についてはまだ調査中だと述べた。「とても悲しく、緊迫した夜でした。多くの命が失われました」と彼女は語った。

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領はソーシャルメディア上で被災者への連帯を表明した。閣僚らは被災地への緊急援助派遣を発表した。

当局は、食料、衛生用品、防水シート、マットレス、その他いくつかの物資が被災者に提供される予定であると述べた。







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