戦争の時代

英国が「新たな国家戦争計画」を準備中と発表

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2003年、イラク侵攻の準備をするイギリス海兵隊。declassifieduk.org

 

戦争への道

英国の空軍最高司令官が「新たな国家戦争計画を準備中」だと 4月10日に述べたことが報じられています。

英国では、2024年に「ロシアとの戦争」の概念の中で、新たな徴兵制度を実施する可能性について、陸軍参謀総長が述べていたり、確実に「戦争の時代」へ進んでいましたが、今回の「戦争計画書」は、軍事部門に言及するだけではなく、戦争の際の「民間部門の役割」なども入るものらしく、詳細な内容はまだわからないながらも、

「国家総動員法的なもの」

にも聞こえなくはないです。

英国政府は、 2025年の春に、国民全員に対して「 72時間分のサバイバルキットを準備するように勧告」したこともあります。

今回の「戦争」がどういう想定下の戦争なのかはともかく、戦争という現実が近づいていることを感じさせるものではあります。今回の国家戦争計画の記事には、元国防相の「(英国には)イランの長距離ミサイルから防衛する能力がないと警告した」という言葉があるように、ロシアと共にイランの名前も仮想敵国として挙げられています。

世界はどんどん物騒になっていくのかもしれません。

新たな国家戦争計画について報じたメディア記事です。





英国、新たな国家戦争準備計画を準備中:軍最高司令官

UK preparing new national war-readiness plan: Armed forces chief
aa.com.tr 2026/04/10

この新たな戦略は、英国が増大する安全保障上の脅威に直面する中で、民間人の役割を再構築する可能性がある。

英国は、戦争への移行の可能性に備えるための新たな国家計画を策定しており、軍、政府、産業界、そして国民の間での連携が必要だと、同国軍のトップが金曜日 (4月10日)に述べた。

スカイニュースのインタビューで、リチャード・ナイトン空軍大将(軍最高司令官)は、改訂された戦略は歴史的な「戦争計画書」システムの要素を復活させると同時に、現代の脅威やインフラに合わせて調整するものだと述べた。

ナイトン大将は、この計画によって国はレジリエンス(回復力)についてこれまでとは異なる考え方を迫られるだろうと述べ、数十年にわたる比較的平和な時代はもはや当然のこととは考えられないと警告した。

「そのためには、我々自身が知識を深め、国民がそうした脅威の一部を理解できるよう支援する必要がある」と述べ、さらに、国民が国防を支援する上でより積極的な役割を果たす必要があるかもしれないと付け加えた。

内閣府が主導するこの取り組みは、エネルギー、水、交通などの重要インフラが、自然災害だけでなく敵対行為にも耐えられるようにすることを目的としている。

第一次世界大戦中に策定され、冷戦期を通じて維持された当初の戦争計画書は、軍隊の展開から物資の配給に至るまで、危機発生時に英国が社会をどのように動員するかを概説していた。この計画書は、ソビエト連邦崩壊後の 2000年代初頭に段階的に廃止された。

ナイトン大将は、今回の新たな取り組みは、世界的な不安定化に対する懸念の高まりと、軍事部門と民間部門の両方における備えの再構築の必要性を反映したものだと述べた。

今週初め、元英国国防相のベン・ウォレス氏は、英国は現在、イランの長距離ミサイルから防衛する能力がないと警告し、イラン、米国、イスラエル間の紛争が続く中で、政府閣僚がこの脅威を軽視していると非難した。

ウォレス氏はラジオ局のインタビューで、国民の意識向上と備えの必要性を強調し、冷戦時代の計画立案と比較し、以下のように述べた。

「それがより重要な点です。この即応態勢に関する点、つまり、我々はこれまでとは違う考え方をしなければならないということを国民に正直に伝えることです。私のような予備役だった元兵士は招集される可能性がありました。こうした議論はすべて国民と行う必要があります」

ウォレス氏は、2019年7月から 2022年9月まで、ボリス・ジョンソン首相下で国防相を務め、そして短期間ではあるがリズ・トラス首相の下で国防相を務めた。




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