暴風雪に対しての非常事態が宣言されたデラウェア州 2026年1月24日

delaware.gov
史上最強クラスの規模の大寒波
先日、ロシアの極東で過去 130年で最大級の大雪が降り、非常事態が宣言されたことを取りあげましたが、アメリカも、広範囲で同じような状況となりつつあります。
極めて異例の激しい冬の嵐がアメリカの 3分の2ほどの地域を襲っており、予測では、2億人のアメリカ人が影響を受けるとされています。
以下が、暴風雪の影響を受ける、あるいはすでに受けている地域です
2026年1月25日までに暴風雪の影響を受けると予測される地域

BBC
現状でのニュースを要約しますと、以下のようになっているようです。
2026年1月24日のBBCより
米気象局、「生命を脅かす寒気」を警告
2億人以上のアメリカ人が、大雪や凍雨が予想される壊滅的な冬の嵐に備えている。
アメリカ国立気象局(NWS)は、氷点下の気温と風の冷え込みについて警告しており、「露出した皮膚に低体温症や凍傷の生命を脅かすリスクがある」としている。
全米で 1万便が欠航となり、 8万4000以上の停電が報告されている。
北東部では、ワシントンDC、フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストンで大雪が降り、これらの都市を結ぶ I-95 高速道路沿いに最大 30cmの降雪が予想され、交通に支障が出る可能性がある。
ニューヨーク市のゾーラン・マムダニ市長は、「ホワイトアウトまたは吹雪に近い状況」が予想されるため、住民に屋内に留まるよう警告している。
デラウェア州では、非常事態が宣言され、また多くの州や当局が、「少なくとも数日間分の食糧や燃料などを備えておくべきだ」と市民に勧告しています。
以下は、テキサス州ダラスの報道です。ダラスでは、避難所もすでに設けられています。
ダラスの住民は数日間自宅待機する計画を立てるべきだと当局が発表
ダラスの悪天候避難所でボランティアが簡易ベッドを準備している。ダラス市の緊急管理・危機対応責任者ケビン・オデン氏は、ダラス住民は 4、5日間を乗り切れるだけの十分な食料、医薬品、物資を備えるべきだと述べた。
同氏は CNN に対し、人々は「遅くとも水曜日 (1月28日)まで家に閉じこもり、天候が回復するまで持ちこたえる」準備をしておくべきだと語った。
同氏は、市は金曜午後から「対応モード」に入り、道路の補修、避難所の準備、そして数ヶ月かけて策定されたその他の計画の実施に取り組んでいると述べた。
「特に今後 48時間から 72時間の間は、人々は道路上にいるべきではないと私たちは確信しています」とオデン氏は述べた。
降雪が止んだ後もリスクは続く。気温が氷点を超えると、水道管や水道本管の破裂などの問題が発生する可能性がある。
このようなこともあり、暴風雪が通過すると予測されている地域では、スーパーなどで食料品などが完全に売り切れて、棚が空っぽになっているお店が多いようです。
過去十数年のアメリカの冬の嵐としては最大級の影響を与えるものとなっているようです。
まだ冬はこれからですが、気象分析サイトのシビア・ウェザー・ヨーロッパは、
「 2月上旬から極渦が崩壊する可能性があり、強い寒気がヨーロッパ全域に長期間にわたりもたらされる可能性が高い」
としていて、アメリカやヨーロッパの一部では、異例の寒さが続く可能性もあるようです。
今の世界はどこもそうですが、夏も冬もどちらも厳しいですね。

