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ポーランドの上空に出現した終末的な様相のアスペラトゥス波状雲

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2019年8月20日 ポーランドのリプニツァ市上空


Asperats clouds over the city of Repnica, Poland




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雲にはいろいろな分類がありますが、その中でも、かなり新しいものとして、「アスペラトゥス波状雲」と呼ばれる雲があります。

これは、2009年に初めて、正式に新種の雲として認定された新しい分類ですが、それだけ新しいものだけに、定義は比較的曖昧でもあります。しかし、どのようなアスペラトゥス波状雲でも、著しく迫力のある様相を持ちます。

8月20日に、ポーランドの上空に出現した迫力のある雲も、アスペラトゥス波状雲に属するものと見られています。

2019年8月20日 ポーランド・リプニツァ上空の様相


fobosplanet


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光景によっては、日野日出志さんのホラー漫画のようなキャラに近い表情を見せているものもあったりしていまして、なかなかの迫力です。

今年のヨーロッパやロシアは、このようなアスペラトゥス波状雲が出現することが多く、今年は、以下のような記事で取り上げさせていただいたことがあります。

https://earthreview.net/it-s-an-eye-in-asperatus-cloud-over-russia/

https://earthreview.net/blackhole-in-the-sky-of-london-uk/

今年は、かつてはこういう光景とは無縁だった北欧などでも、アスペラトゥス波状雲がよく撮影されています。

このような雲というものは、基本的には、上空の状態が「穏やかではない」ことを現していると考えますと、今のヨーロッパの気象を反映しているものだと思います。

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