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大地溝帯上のケニアで、今年3度目の巨大亀裂が発生。現地メディアは「アフリカ大陸の分断が進行している」と相次いで報道

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2018年4月18日のアフリカの報道より


face2faceafrica.com

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今年3月に、以下のふたつの記事で、「ケニアの大地溝帯上に巨大な亀裂が発生し続けている」ことを取りあげました。

https://earthreview.net/mega-crack-emerged-on-great-rift-valley-of-kenya/

https://earthreview.net/mega-crack-in-kenya-again-what-is-going-there/

そのケニアで、またしても大地に巨大な亀裂が発生したことが報じられました。

4月17日 亀裂が発生した場所の住人たち。その後16世帯が退避


Daily Nation

亀裂の長さは約 2キロメートルあるということで、それほど小さなものともいえない距離に広がっています。

今回の亀裂の発生場所も、エリア的に前回の場所と比較的近いところで、亀裂が発生している場所は下の丸で囲んだ中に位置しています。

ケニアで亀裂の発生している場所

Google Map

冒頭のアフリカの報道に、「アフリカ大陸の分断が懸念される」とありますのは、以前の記事でも少しふれましたが、このケニアで亀裂が発生している場所は、アフリカ大陸を縦断している構造で、「将来こからアフリカ大陸が分断される」と地質学的に予測されている「大地溝帯」上だからです。

そして、今年に入ってから、この大地溝帯上の各地で、通常では見られない地質的な異変が起きているのです。

地図に示しますと、以下のようなことが、2月から起きています。


 

今年2月の終わりにサウジアラビアで発生した亀裂


サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生

どうにも大地溝帯上での地質的な異変が収まらない状況になってきていますが、今後さらに影響が広がるのかどうかが注目されています。

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