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またしても風景が血のように真っ赤に染まったイラク

投稿日:

5月11日 砂嵐で真っ赤に染まったイラク・ムサンナ県


Maryam Hadi

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今年 2月に、イラクのバスラという町の空……というか、風景すべてが「真っ赤に染まる」という出来事を以下の記事でご紹介したことがありました。

https://earthreview.net/basra-iraq-in-blood-red-sky-2018/

この原因は砂嵐によるものでしたが、あまりにも見事に真っ赤な風景となったことには驚いたものでした。

そのイラクで、 5月11日、またしても、砂嵐により「何もかも真っ赤に染まる」という出来事が起きていました。

5月11日 イラク・ムサンナ県の様子


abc.net.au

 


David de Zabedrosky

赤く染まった場所は、イラク北部のムサンナ県という場所で、地図では下の位置になります。

イラク・ムサンナ県の場所

Google Map

赤い光景の中のイラク軍兵士


David de Zabedrosky

砂漠の国々で砂嵐が発生すること事態は珍しいことではないですが、今年の場合は「異常に赤くなる」事例が多いです。

砂嵐に包まれた場合は普通だと、もっと「風景が黒くなる」のですが、赤くなるのは、砂の性質なのか光の何かの要因なのか、正確な理由はちょっとわかりません。

今年 3月には、アフリカ大陸のサハラ砂漠で発生した砂嵐の影響で、ギリシャのクレタ島が真っ赤に染まるという珍しい出来事も起きており、下の記事でご紹介しています。

https://earthreview.net/crete-in-red/

また、1月には、トルコでも「「真っ赤に染まった1日」がありました。

https://earthreview.net/turkey-in-red-by-biblical-sand-storm/

どれも血の中にあるような光景が出現していたわけで、以前はこういう光景は見られなかったという意味では示唆的ではあります。

上のいくつかの記事をご紹介した時に「今年は《赤い日》が続くのかな」と何となく思っていましたが、今のところは続いています。

これからはどうなのでしょうね。

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