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北アメリカで最も乾燥した場所であるデスバレーに大雨と洪水で「湖」が作られる

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米スミソニアン博物館のニュースサイトより


smithsonianmag.com




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前回の記事は、アメリカのカリフォルニア州にあるアンザ・ボレゴ砂漠という乾燥した場所で「降り続く雨により、花が咲き乱れている」という事象が起きていることを以下の記事でご紹介させていただきました。

https://earthreview.net/a-california-desert-is-now-experiencing-rare-super-bloom/

その後、アメリカのスミソニアン博物館が運営するウェブサイトのニュースサイトで、さらに驚くべき出来事を知りました。それが冒頭に示させていただきました、

「世界で最も乾燥した場所のひとつであるデスバレーに湖が出来た」

というものでした。

ふだんはまるで水のないデスバレーの以下のような光景が、今現在、青々と水が、16キロメートルにわたって広がっているのです。

ふだんのデスバレー


treehugger.com

2019年3月7日のデスバレー


smithsonianmag.com

もちろん、これは一時的なものですが、いくつかの写真を見てみますと、かなり広大な湖となっている様子がうかがえます。

2019年3月7日前後のデスバレーの様子


McGucken Golden Ratio Phi Art Design Photography


McGucken Golden Ratio Phi Art Design Photography


McGucken Golden Ratio Phi Art Design Photography

ふだんは、ほとんど雨の降らないデスバレーですが、3月の最初の 1週間だけで 10ミリから場所によっては 20ミリ近くの雨量があり、砂漠のために水が地下に染み込みにくい土壌のために、このような現象が起きたと説明されています。

専門家たちも、デスバレーにこのように大量の水が溜まった様子を見たことはないと述べています。

正確な記録はわからないですが、おそらくは観測史上で初めてといえるほどの出来事なのではないでしょうか。

カリフォルニア州からネバダ州は、乾燥した砂漠地帯も多い場所ですが、今その多くの場所が、花や緑に覆われていたり、湖が形成されたりといった、かつてない光景が出現しています。

この先どうなるかはわからないですか、まだまだこのような「光景の大きな変化」が続いていく可能性も高そうです。

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