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マレーシアのクアラルンプールを突如として襲ったクレイジーな雹嵐がもたらした大きな破壊

投稿日:2016年6月5日 更新日:

2016年6月3日のマレーシアの報道より

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6月3日、マレーシアの首都クアラルンプールで、日中、突然激しい強風と共に大粒の雹(ひょう)が降り始め、短い時間に膨大な被害を発生させました。

強風で倒された木の下敷きになった車の数々

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2016年6月3日のクアラルンプールの光景

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また、雹と強風によるビルや家屋の天井の崩落や「ビルの窓ガラスが破壊する」という事例も起きたようです。

屋根が崩落したガソリンスタンド

The Coverage

嵐で破壊されたオフィスビルの窓

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上のビルの窓が破壊される瞬間は、動画でも撮影されていまして、下のような感じで、突如として、この部屋の窓ガラス全部が一気に割れたようです。

 

このビルの外観は下のようになります。2つの区画のガラスが割れています。

 

なぜ、ここまで激しい嵐が突如として発生したのかということについては、現地の報道によれば、ヒートアイランド現象(郊外に比べ、都市部ほど気温が高くなる現象)のためクアラルンプールの気温が極端に高くなり、上昇気流が起こりやすくなっているためではないかとする専門家の仮説を紹介しています。

しかし、実際には「理由はよくわからない」というのが本当のところのようです。

激しい雹が世界中で増加していますが、ここまで激しい破壊をもたらした雹嵐は最近では珍しいです。

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