ペスト菌。
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ペスト
アメリカのアリゾナ州で、ペスト(腺ペスト)により、男性が死亡したことが報じられていました。
ペストなどというと、一種おどろおどろしい感じですが、アメリカでは毎年、一定数の発症例が確認されていまして、ある程度の死亡者も出ています。
また、発症後に抗生物質の治療により、ほぼ 90%が完治する病気でもあり、今ではそれほど恐れる病気ではないですが、それでも、他の要因が重なると、状況が悪くなる場合もあり得ます。たとえば、
・何らかの理由による免疫力の低下
・極度の栄養不足などによる免疫力の低下
・極度な不衛生環境
のような場合、予想以上の影響が出ることもあります。
2017年には、マダガスカルで、過去最大級のペストの流行が起こり、約 10%の死亡率(1200名の感染者のうち 120名が死亡)が記録されたこともありました。
・マダガスカルでペストが過去最大級の流行。これまでに1200名が感染し、120名以上が死亡。周辺9カ国にもWHOから「ペスト警報」が発令される
地球の記録 2017年10月26日
また、そういうことが起きるかどうかは別として、「抗生物質の効かないペスト菌」などが出てくると、それは厄介なことだと思います。
ペスト菌に対する薬剤耐性菌は以下のように説明されます。
ペスト菌に対する薬剤耐性菌は、非常に稀ではあるものの、存在が確認されています。
特に、生物兵器としてペスト菌が利用される場合、人為的に薬剤耐性化されている可能性が高いとされています。
薬剤耐性菌への対応
・ペスト菌の薬剤耐性菌は、既存の抗菌薬で治療が困難な場合があります。
・このような場合、感受性試験を行い、適切な抗生物質を選択する必要があります.
・また、抗生物質のみの治療が奏功しない場合は、循環補助、呼吸補助、腎補助など、他の治療法も検討する必要があります。
・現在、ペストに対する有効なワクチンは存在しません。
Google AI
なお、日本では、1927年以降ペストの発生はないようです。
アリゾナ州の腺ペストの報道です。
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アリゾナ州で腺ペスト患者が死亡、保健当局はプレーリードッグの大量死が流行の兆候かもしれないと警告
Arizona patient dies of bubonic plague as health officials warn prairie dog die-off could signal outbreak
NY Post 2025/07/11
当局はプレーリードッグの大量死がペスト菌によるものかどうかを調査している。
アリゾナ州住民が腺ペストで死亡し、保健当局は同地域でプレーリードッグが大量死していることがこの致死性の病気の発生を示す兆候かもしれないと警告した。
ノーザンアリゾナ・ヘルスケアは木曜日 (7月10日)の声明で、この男性はフラッグスタッフ医療センターに到着したその日に、重篤な症状を呈して死亡したと述べた。この男性に関する詳細や死亡時期は公表されていない。
アリゾナ州北部ココニノ郡の保健福祉局によると、同郡の当局は、同地域でプレーリードッグの大量死がペストによるものかどうか、すでに調査を開始していた。プレーリードッグはげっ歯類で、黒死病を引き起こすペスト菌を保有するノミを媒介することが知られている。
インディペンデント紙の報道によると、被害者の検死の結果、同じ細菌に感染していたことが判明した。
ココニノ保健当局は、げっ歯類の死亡を報告した土地所有者と協力してノミの採取と検査を行っている。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、この希少かつ古代から存在する病気は、年間平均 7人の死者を出しており、そのほとんどはアリゾナ州、ニューメキシコ州、コロラド州といった西部諸州の僻地で発生している。ペストは 14世紀にヨーロッパで数千万人の命を奪ったことで知られている。
この細菌は、リンパ節が感染する腺ペスト、血流が感染する敗血症性ペスト、肺が感染する肺ペストの 3種類のペストを引き起こす可能性がある。
米国では腺ペストは典型的には感染後 1週間以内に症状が現れる病気で、通常はげっ歯類から脱落したノミに噛まれた後に発症する。
この病気は、症状発現後 24時間以内に抗生物質を投与することで、90%以上の生存率を達成しているが、治療せずに放置すると、致命的となる可能性がある。
この珍しい病気にかかっているかどうかの手がかりとしては、発熱、悪寒、吐き気、脱力感、リンパ節の腫れや痛みなどがある。