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これは何という現象なのか? 五大湖の中にあるカナダの島で「複数の赤いリングに太陽が囲まれているような驚異的な夕焼け」が目撃される

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2019年4月23日 カナダのマニトゥーリン島の夕陽


Christine McNaughton




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メカニズム不明の光学現象

カナダの「マニトゥーリン島」という五大湖のうちのヒューロン湖の中にある島で、4月23日に、ものすごい光景が出現していたことを今日知りました。

それが冒頭にご紹介した「夕陽」なのですが、何がどうなってこのようになったのかよくわからない光学現象となっています。

マニトゥーリン島というのは、淡水湖の中にある島としては世界最大の面積をもつ島だそうで、場所は以下となります。

カナダ・オンタリオ州マニトゥーリン島

Google Map

この島にお住まいの方かと思われる方が、ツイッターにこの日の驚くべき夕暮れの様子を連続した写真で投稿されていたのでした。

それは以下のようなものです。

2019年4月23日のマニトゥーリン島の夕暮れ


Christine McNaughton

 


Christine McNaughton

 


Christine McNaughton

 


Christine McNaughton

 

最初のこの光景は、やっぱりすごいですよね。


Christine McNaughton

どういう条件が揃うと、このような光の状態になるのかは、私にはわかりません。

おそらく、ハロ(暈)の一種ではありそうですけれど、夕陽の赤い波長が何らかの理由で、このような波状の暈を描いたということなんでしょうかね。

これを見て、ひとつ思い出すのは、

「花粉コロナ」

と呼ばれる現象があります。

大気中の「花粉」に光が反射して発生するとされる比較的珍しい現象なのですけれど、たとえば以下のようになることがあります。

2017年5月20日 ポーランドのポトカルパチェ県で撮影された花粉コロナ


ポーランドで撮影された「夕暮れの花粉コロナ」は、黄金色の虹のごとき様相を呈して

花粉コロナについては、以下の記事でも取りあげています。

https://earthreview.net/amazing-corona-of-sun-appeared-over-lake-superior-us/

しかし、今回のカナダのハロは、ちょっと違いますね。

どういう現象なのかはわからないですけれど、これは結構珍しいですので、そのうち話題になり、どなたかがメカニズムを説明してくれるときがあるかもしれません。

いろいろな現象が起きる時代ですねえ。

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