2019年11月10日 雪で白く染まったアルジェリアのバトナ近郊
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北半球各地を、平年とは違う感じの寒気が漂い続けていますが、その影響は中東やアフリカ大陸などにも及んでいるようです。
11月10日には、アフリカ大陸にあるアルジェリア北部地域で「雪が降る」という事態が発生していました。11月のアフリカ大陸での出来事と考えると、異例です。
2019年11月10日 アルジェリア・バトナ周辺の光景
雪が降ったのは、北部のバトナという町の周辺で、このあたりは高地ですが、11月に雪が降るというのは、過去になかったことであるかもしれません。
アルジェリアのバトナの場所
・Google Map
地図にありますように、バトナというのは、地中海に近い場所にありますが、この地中海で発生した悪天候と北極からの冷たい大気の影響で、このような天候となったと伝えられています。
また、この降雪の後に、各地で洪水が発生し、鉄砲水により 1名が死亡したと報道されていました。
降雪の後に発生した洪水
中東でも各地で寒波や降雪などが発生しているようで、以下の動画は、11月13日の中東オマーンの砂漠が雪に覆われた様子が撮影された動画です。
しばらくの間、アフリカ北部や中東は「前例のない 11月の気象」を経験することになりそうです。