2018年1月25日 ガリラヤ地方での珍しい大雪を伝えるイスラエルの報道
大雪の状況を伝える記者
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イスラエルという国は、一部の山間部を除けば、基本的に雪がよく降るという国ではないですが、1月後半のイスラエルはいくつかの地域で「大雪」が降っています。
特に、ゴラン高原とガリラヤ湖周辺の雪は前例のないものとも思われ、いろいろと報じられていました。
ゴラン高原は、レバノン、シリア、ヨルダン、イスラエルに囲まれた政治的にいろいろとある場所ですが、今回は天候での異変ということになっています。
ゴラン高原とガリラヤ湖の場所
・Google Map
2018年1月25日のイスラエルのゴラン高原やガリラヤ地方
雪が降っているのはゴラン高原とガリラヤ湖の周辺のようで、ヘルモン山という高所では、積雪が 35〜40センチに達しているとのこと。
気温も、特に低い場所では氷点下にまで下がっているようで、イスラエルの天気予報サイトを見ますと、詳しい地名はちょっと判読できないのですが、「 -5.4℃」などという数字も見え、イスラエルとして、やや異常な寒さなのかもしれません。
イスラエルの1月25日の天気サイトより
今後はわからないですが、少なくともこれまでは、イスラエルがここまで大量の雪に覆われた光景はなかったかもしれません。
今回ご紹介している地域は、いわゆる「聖書的な場所」とも関係するところでもありまして、そこにかつてない大雪が降り続けているというのは、それはそれで示唆的な感じもいたしまして、ご紹介させていただきました。