メキシコ西部の都市クリアカンで前例のない規模の洪水が発生

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メキシコ西部にあるクリアカンという人口 75万人都市が前例のない洪水に見舞われたことが報じられていました。

人的被害は伝えられていないようですが、写真や動画を見てもおわかりになるように、多くの建物や自動車などにかなりの被害を出したようです。

下の動画は、9月20日のクリアカンの様子が撮影されたものです。

メキシコ・クリアカンの場所

・Google Map

メキシコ西部のこのあたりの土地は、夏場だけ雨が降るような地域で、今の時期は雨が降ること自体は普通のことなのですが、「これまでに降ったことのないような短時間豪雨」に見舞われて、あっという間に街は洪水に覆われたようです。

メキシコの報道では、「 1時間に何ミリの雨」というような雨量についての記載はないですので、雨量などの詳細はわからないですが、報道では、

「雨が降り始めてから１時間ほどで洪水が始まった」

とありますので、ものすごい豪雨だったことがうかがえます。

死傷者はいない模様だとはいえ、個人や共有財産が多く破壊されてしまったようで、これから「復興」ということになっていきそうです。

日本でも最近は何度も経験したり見るようになりましたが、こういう規模の洪水が起きた場合、生活の再建には相当な時間がかかるもので、洪水の影響は直接的な人的被害の規模だけでは推し量れない部分があります。

そして、洪水は今後も、それは短期間でも長い期間でも、どちらの期間においても増加していくことになると思われます。

9月20日のクリアカンの様子を写真で何枚かご紹介させていただきます。