動物の異常 異常な現象

国際的な「アリ密輸ネットワーク」というものが存在することをケニアのアリ密輸事件から知る

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newswise.com

アリ愛好家という人たちが世界にはたくさんいるらしい

ロイター経由のエポックタイムズの記事で、

「ケニア当局、飛行機の手荷物に2000匹以上の生きたアリを密輸しようとした中国人男性を逮捕」

という報道がありました。

「アリの密輸? どんな密輸だ」と思い読んでみましたら、なるほど、アリというようなものも、そこそこ大きなビジネスとして成立しているのだということを初めて知りました。

アリ愛好家というものが世界中にいるらしく、たとえば、アリ飼育ケースで、アリのコロニーの観察を楽しむというもののようです。

アリ飼育キットの例

Amazon

「いろんな趣味があるものなんだなあ」と思っていたんですが、そのアリの価格がすごい。

今回ご紹介する記事に出てくる女王アリの価格も、

> オンラインに掲載されている平均価格 169.90ユーロ(約 3万円)で販売すると仮定すると、5,000匹の女王アリの価値は 80万ユーロ (約 1億4600万円)を超えることになる

とか、

> 希少で生態学的にユニークな種のコロニーは、1つあたり最大 1200ユーロ (約 21万円)の価格で取引されることがある

などの高額で取引されているもののようです。

だから、密輸というビジネスが存在できるようですね。

日本にも、アリの販売ってあるのかなと、「アリ 販売」などでネットで検索しますと、結構ありました。

この世にはいろんな趣味があって、今回の場合は違法ですけれど、いろんなビジネスが展開されているのだなと知ります。

エポックタイムズの記事です。





ケニア当局、飛行機の手荷物に2000匹以上の生きたアリを密輸しようとしたとして中国人男性を逮捕

Kenya Arrests Chinese National for Attempting to Smuggle Over 2,000 Live Ants in Flight Luggage
Epoch Times 2026/03/13


arynews.tv

当局によると、中国国籍の男がケニア最大の空港で、スーツケースに 2200匹以上の生きたアリの女王を隠して出国しようとした際に逮捕された。

裁判所の記録によると、ツァン・ケクン容疑者(27歳)は 3月10日、ケニアの首都ナイロビのすぐ南にあるジョモ・ケニヤッタ国際空港で逮捕された。ケニア入国管理局は昨年、ツァン容疑者がケニアでの逮捕から逃亡したことを受け、パスポートに「入国停止命令」を発令していた。

ケニア・タイムズ紙によると、彼は地元の裁判所でニェリ・トゥク判事の前に出廷した。トゥク判事は、ケニア野生生物局の捜査官が彼の携帯電話とノートパソコンの法医学的分析を行う間、チャン容疑者を 5日間拘留するという検察側の要請に同意した。

同メディアによると、検察官のアラン・ムラマ氏は法廷で「私物の荷物を検査したところ、その中に 1,948匹の庭アリが見つかった。それらは特殊な試験管に詰められていた」と述べた。

ケニアのテレビ局TV47によると、トゥク氏はまた、ツァン被告が保釈された場合、逃亡する可能性があると裁判所に警告した。

アリ愛好家たちは、アリのコロニーを飼育するために、アリ飼育容器と呼ばれる大型の透明な容器に多額の費用を投じることが多い。これらの容器からは、アリの複雑な社会構造や行動をはっきりと観察することができる。

報道機関によると、捜査当局は張容疑者が 2025年に発生した、同じく庭アリの密売に関わる 2件の事件に関与している可能性があると考えている。

2025年5月、トゥク判事は 4人の男それぞれに 100万ケニアシリング(約 120万円)の罰金、または支払えない場合は 12か月の禁錮刑を言い渡した。これは 2件の判決文書に記載されている。彼らは野生生物保護管理法に基づき、野生生物を違法に取引した罪で起訴されていた。

裁判資料によると、4人のうち 2人、ロルノイ・ダヴィッド容疑者とセッペ・ロデウィック容疑者(いずれも 19歳のベルギー国籍)は、2,244本のチューブに詰められた約 5,000匹の女王アリを所持していたことが判明した。

トゥク判事は、デイビッドとロデウィックが、学名メッサー・セファロテスとして知られる庭アリの女王をこれほど大量に所持していたことには「正当な理由はない」と書いている。

「これは趣味の域を超えている」とトゥク氏は書いている。「実際、オンラインではメッサー(セファロテス / ※ そういうアリの種類)が深刻な不足状態にあり、オンラインに掲載されている平均価格 169.90ユーロ(約 3万円)で販売すると仮定すると、5,000匹の女王アリの価値は 80万ユーロ (約 1億4600万円)を超えることになる」

裁判資料によると、残りの2人、ベトナム出身のドゥ・フン・グエンとケニア出身のデニス・ンガンガは、「 140本の注射器に詰められたアリと、2つの容器に入った約 300匹の包装されていないアリ」を所持していたことが判明した。

トゥク氏は、グエンがアリを採取するためにナイロビに派遣され、ンガンガと会ったのは「巧妙な計画」であり、「違法な野生生物取引、ひいては生物資源の略奪のあらゆる特徴を備えている」と述べた。

野生生物保護局は声明の中で、「これらのアリは、ヨーロッパやアジアのエキゾチックペット取引に送られる予定だった。そこでは、希少で生態学的にユニークな種のコロニーは、1つあたり最大 1200ユーロ (約 21万円)の価格で取引されることがある」と述べた。

また、5月10日には、野生生物局が、ケニアから持ち込まれた同様のアリの密輸品がバンコクで押収されたと発表し、広範囲にわたる組織的なアリ密輸ネットワークの存在を示唆した。




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