大量死 戦争の時代 異常な現象

ロシアのダゲスタン共和国でユダヤ教の教会とキリスト正教会が襲撃され、司祭が「喉を切り裂かれて」死亡

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殺害されたキリスト正教会のニコライ・コテルニコフ神父

聖母マリアの執り成し教会で喉を切り裂かれて殺害されたそうです。 visegrad24




6月23日の夜、ロシアのダゲスタン共和国で、ユダヤ教の教会(シナゴーク)とキリスト正教会が何者かに襲撃され、警官やキリスト正教会の司祭が殺害されるという事件が起きました。また、どちらの教会も放火されたようです。どの程度の被害が出ているのかの詳細は、現時点では不明です。

犯人は不明ですが、報道では推測として、イスラム過激派によるテロ攻撃であると報じています。

ダゲスタン共和国は以下にあり、中東に近い場所の国のひとつです。


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ロシアでは、今年 3月に、モスクワのコンサートホールで、無差別乱射テロが起こり、最終的に 145人の死亡が確認されたという出来事がありました。以下にあります。

(記事)モスクワのコンサート会場で「機関銃」による無差別乱射テロにより60人以上が死亡。事件発生からの時系列
地球の記録 2024年3月23日

これと類似した事件ではないかという推測があるようです。

今回の教会襲撃事件についての報道をご紹介します。





ロシアのダゲスタン共和国のシナゴーグと正教会への大規模テロ攻撃

Large Terror Attack On Synagogue & Orthodox Churches In Russia's Dagestan
zerohedge.com 2024/06/24


炎に包まれる教会(シナゴークか正教会かどちらかは不明)。

ロシアのダゲスタン共和国で 6月23日の夜、身元不明のテロリストが自動小銃を使って宗教施設を襲撃した。コーカサス地方にあるロシア南部の共和国の当局は、銃撃犯がシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)と正教会を標的にし、警察官たちが死傷したと述べている。

少なくとも 9人が死亡、25人が負傷。正教会の司祭も殺害された。シナゴーグでも火災が発生し、緊急対応チームが消火活動に当たった。一部の報道によると、この襲撃で正教会の教会 2つが攻撃され、司祭が死亡したという。

ロシア国営のタス通信によると、午後 6時頃(モスクワ時間)、デルベントで身元不明の人物がシナゴーグと教会に自動小銃で発砲した。予備情報によると、警察官 1人が死亡、1人が負傷した。

「容疑者が逃走した車は、ナンバープレート 921の白いフォルクスワーゲン・ポロと特定された。状況は解明中」と報じられた。

また、ロシア内務省の声明は、「マハチカラでは、身元不明の人物がエルモシュキン通りの交通警察署に発砲した。襲撃者の身元は特定中である」としている。

ロシア RT が次のように報じているところによると、少なくとも攻撃者の一部は逃げた可能性があるようだ。

警察によれば、容疑者らは白いフォルクスワーゲン・ポロに乗って逃走し、現在その車両の行方を捜索中だという。

以下は、国営RTによる詳細だ。

刑務所における人権の遵守を監視する地方公共監視委員会のシャミル・ハドゥラエフ委員長は、デルベントの襲撃犯らが正教会に侵入し、地元の司祭の喉を切り裂いて殺害したと報じた。他の地方当局はこの情報についてコメントしていない。

シナゴーグは放火されたと報じられている。建物が炎に包まれている様子を映した動画や写真がソーシャルメディア上に流出した。

これまでに明らかになったいくつかの詳細から判断すると、これはイスラム過激派によるテロ攻撃であり、おそらくISISまたはその関連グループによるものと思われる。

銃撃犯を逮捕する取り組みを含むこの状況は、数時間にわたって発生した可能性がある。

動画には、襲撃現場となった都市の上空で大規模な火災が発生し、警察が激しく対応し、路上で戦闘が繰り広げられている様子が映っている。


犯人と思われる人物たち。

シナゴーグ襲撃によるユダヤ人の犠牲者数は不明なままとなっている

ロシアは、2024年3月22日にモスクワのクロッカス・シティホールで重武装した武装集団がショッピングモールとコンサート会場を襲撃し、少なくとも 145人が死亡、数百人が負傷した事件以来、緊張状態が続いている。

その後、ISIS-Kが大規模殺人事件の責任を認めた。今回のダゲスタンでの新たな攻撃は、これを模倣した事件の可能性がある。







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