激しい山火事に見舞われているイタリアのポジターノ

Todd Paron
非常に美しいリゾート地が
イタリア南部のアマルフィ海岸という場所にある、断崖絶壁にカラフルな家々が並ぶ世界的に有名な美しいリゾート地であるポジターノが、大きな火災に見舞われています。
本来は以下のような景観を持つ場所です。
イタリア・ポジターノ

wikipedia.org

この場所が現在、冒頭の写真や以下のように炎に包まれています。
この地では、かつてないような火災となっているようで、少なくとも火災発生当日中には鎮火されていないようです。
今のところ、イタリアの報道などでは、負傷者等は伝えられてはいません。また、リゾート地であり、ホテルに宿泊していた人たちも多くいましたが、自主的に避難したとのこと。
火災の原因は明確ではないですが、ポジターノ市の市長は、
「放火であるという仮説がある」
と述べており、放火での火災の可能性があるようです。
市長たちは放火の可能性について、以下の点をあげていました。
・複数箇所から同時に火が出た
・過去にも似たようなパターンがある
今年は世界中で山林火災が多かったイメージがありますが、世界の山火事の面積そのものは、2026年は、実は「過去最少件数」だったことが示されています。
放火に関しての件数の正確なデータというのは存在しないようですが、最近の数年で起きた大きな火災のかなりの割合が放火であることが、報道などからわかっています。
それぞれがどのような目的なのかはわかりようがないですが、このポジターノ市というのは、「スローシティ」(地域の食や農産物、生活・歴史文化自然環境を大切にした個性・多様性を尊重する新たなまちづくりを目指す運動)に参加している街なのだそう。
スローシティは、ヨーロッパを中心に30か国236都市が加盟している国際的な運動ですが、一覧を見ますと、イタリアの都市が圧倒的に多いです。
これとは関係ないですが、アメリカでは、教会が次々と放火されており、ヨーロッパでもその傾向は続いています。
風光明媚な場所や歴史的な建造物、あるいはスローシティ的な街は、何かと標的になりやすい時代なのかもしれません。

