中米グアテマラのアグア火山の山頂で「上空に立ち昇る落雷が繰り返し発生する」という珍しい放電現象が目撃される

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落雷は、一般的には、上空から地上に落ちるものですが、落雷の中には、「下から上空に昇る」ものがあります。日本語で「雷樹」と表現される現象ですが、どこでも発生するというわけではないです。

まして、この下から上に昇る落雷が、

「同じ場所で何度も繰り返される」

ということになると、なかなか奇妙な現象にもなり得ます。

グアテマラにあるアグア山という火山で、「山頂から上空に落雷が立ち昇る」という現象が何度も繰り返されたことが伝えられています。

アグア山

・Google Map

さまざまな地点から、さまざまな様相が撮影されていましたので、それなりに繰り返されていたようです。

火山の山頂からの光であるということが、とても印象的です。

この日のアグア山の様子をいくつかご紹介させていただこうと思います。

このような上に立ち昇る雷が発生する理由は、完全にはまだわかっていないようですが、以前はなかった現象です。こちらの科学記事によれぱ、このような現象が正式に確認されたのは 2008年ということで、最近になって地球上に出現した新しい現象でもあります。

また、限られた条件下でしか発生しないものでもあり、この時のアグア山には、稀少な条件が揃ったのかもしれません。