2026年3月22日、ラオスの首都ビエンチャン。雹嵐により破壊された住宅
DisasterToday
かつて経験したことがないような激しい雹嵐
2026年3月22日に、東南アジアのラオスとベトナムが、激しい雹(ひょう)嵐に見舞われたことが報じてられています。
ラオスでは、首都ビエンチャンなどで住宅などに被害が出て、ベトナムでは農作物に大きな被害が出たようです。
以下は、ラオスの首都ビエンチャンの様子ですが、なかなか見ることのないような激しい雹嵐です。
3月22日 雹嵐に見舞われたラオスの首都ビエンチャン
Whoahh! Insane, massive, damaging hailstorm in Vientiane, Laos yesterday 👀 pic.twitter.com/kuq8SVXMRH
— Volcaholic 🌋 (@volcaholic1) March 23, 2026
ベトナムでは、ソンラ省という省で、雹による大きな被害が報じられています。
場所的には、ラオスのビエンチャンとベトナムのソンラ省は以下のような位置となり、特に近いわけではないですので、それぞれ別個の雹嵐事案だったようです。
ラオスの首都ビエンチャンとベトナムのソンラ省
Google Map
地域全体として、大気が不安定だったのかもしれないですが、これらの国や地域で、ここまで激しい雹嵐というのはあまり聞かないことだと思われます。
ラオスでは、野球ボールほどの大きさの雹が降る雹嵐が約 35分間続いたそう。ビエンチャン西部と北部では 120人以上が負傷し、2,000戸以上の住宅、4つの学校、1つの寺院が損壊したと報じられています。この嵐の影響で、市内の 65%で約 8時間にわたる停電が発生したとのこと。
以下は、ベトナムでの農作物の被害についての現地の報道です。
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ベトナムのソンラ省では、暴風雨と雹により数百ヘクタールの農作物が被害を受けた
ພາຍຸ ແລະ ໝາກເຫັບໄດ້ທຳລາຍພືດຜົນຫຼາຍຮ້ອຍເຮັກຕາໃນແຂວງເຊີນລາ
vietnam.vn 2026/03/23
3月22日、ソンラ省で発生した雹嵐により、チェンアン村の農地に甚大な被害が出た。
ベトナムのソンラ省で発生した雹嵐により、約 600ヘクタールの野生リンゴの木が被害を受け、被害率は 70~ 80%に達した。
ゴックチエン村人民委員会の副委員長であるズオン・スアン・ナム氏は、以下のように述べた。
「3月22日夕方に発生した豪雨と雹嵐により、村の多くの木、作物、農産物が被害を受けた。災害後、村当局と住民に対し、環境への影響を防ぎ、人々の飲料水源を保護するため、庭を清掃し、被害を軽減し、枝、花、若い果実を取り除くよう指示した。また、野生リンゴの木に影響を与える害虫や病気の蔓延を防ぎ、枝を剪定して木を強化するよう指示した」
3月22日夜、シエンアン区トンセット村を 30分以上にわたって雹が襲い、地元の農業生産に深刻な被害をもたらした。
統計によると、この雹は 100世帯ほどに影響を与え、約 360トンの収穫量に相当する 40ヘクタール以上の杏の木と、約 140トンの収穫量に相当する 30ヘクタールの晩生および早生の梅の木(被害率 80%以上)に被害を与えた。
ピエンコアイ村では、家屋やその他の建造物に被害はなかったものの、ハンモン村、ナムボー村、フオイサイ村の各村にある約 290世帯が所有する 280ヘクタールのココナッツ農園が雹の被害を受けた。
そのうち、約 110ヘクタールが約 50%、160ヘクタールが約 35%、16ヘクタールが約 30%の被害を受けた。総収穫量は約 1,390トンで、損失額は約 280億ベトナムドン (約 1.7億円)と推定されている。
人民委員会は、現在、暴風雨や雹の被害を受けた地域では、被害の程度を緊急に調査、評価、統計収集し、影響を軽減するための対策を実施している。
同時に、将来起こりうる自然災害の予防と軽減策を計画し、財産、農地、人々の住居への被害を減らすよう努めている。
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