異常な現象

スタンフォード大学の研究者が「半分人間の脳を持つマウス」を作製

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slaynews.com




異種皮質マウス

米スタンフォード大学の科学者たちが、

「マウスの大脳にヒト細胞を注入して、その半分が人間の大脳となったマウスを作成した」

と報じられています。

建前上は、神経科学の医療分野の進展のための研究ということで、たとえば、科学者たちは、この実験によって、統合失調症、てんかん、脳性麻痺、知的障害、そして認知症等の形態を研究できるようになる可能性があると述べているようです。

が、しかし、普通に考えれば、かなりマッドサイエンスであり、ある意味で SF 的でもあります。

どのようにそのマウスを作成したかについては、ご紹介する記事に詳しく書かれていますが、結果として、脳の半分がヒトの大脳となったということのようです。

研究者たちは、これを「異種皮質マウス」と呼んでいるようです。

その後、そのマウスはどうなったのかというと、たとえば「人間の言葉を話し始めた」…というようなことはまったくなく、基本的には普通のマウスのままの行動を示したようです。

倫理的な面として、この研究には批判も集まっているようですが、現在は「脳への介入」がさまざまに行われていて、今後も同様の実験は続くのかもしれません。

報道です。


スタンフォード大学の研究者たちが、半分人間の脳を持つマウスを作製

Stanford Scientists Create Mice With Half-Human Brains
zerohedge.com 2026/09/18

スタンフォード大学の科学者たちは、脳の大部分がヒト細胞で構成されたマウスを作り出した。これは前例のない衝撃的な実験であり、研究者がどこまで研究を進めることが許されるべきかという深刻な疑問を投げかけている。

スタンフォード大学の神経科学者セルジュ・パシュカ氏は、水曜日(9月16日)に科学誌「ネイチャー」に掲載された研究論文の中で、今回の成果は、これまで達成された中で最も広範囲にわたるヒトの神経組織の動物への統合であると述べた。

研究者たちはまず、遺伝子操作によってマウスの皮質と海馬を形成する細胞のほとんどが発達の初期段階で死滅するようにした。

これらの領域は通常、マウスの脳の約半分を占める。脳の他の部分がその機能を補ったため、マウスは生き延びたが、物忘れがひどく、やや不器用になった。

次に科学者たちは、空いたスペースにヒト脳オルガノイド、つまり再プログラムされたヒト皮膚細胞から培養された微小な神経細胞の塊を注入した。生まれたばかりのマウスに、合計数十万個のヒト細胞が複数回注射された。

2~3か月以内に、ヒト組織はほぼ 5倍に成長し、空いていた大脳皮質の 90%以上を埋め尽くし、約 400万個のヒト神経細胞に達した。移植された組織はマウスの血液供給網に接続され、電気信号を発し、神経線維を脊髄まで伸ばした。

研究者たちはまた、社会的行動に関係するフォン・エコノモ細胞(※人間の脳の前頭葉などに存在する、細長く紡錘形をした大型神経細胞)に似た神経細胞など、実験室での培養が困難だった希少なヒト細胞型も発見した。

しかし、研究者たちは、これらはあくまでマウスであり、「人間のように考える」わけではないと強調した。これらの動物は、マウスの感覚、マウスの体、そしてマウスの脳の深部構造を保持している。行動テストでは、ほぼ普通のマウスと変わらない様子だった。

この研究では、大脳皮質の大部分を切除されたマウスよりも、ヒト組織を移植されたマウスの方が迷路テストでの成績が向上したと報告されている。

「私たちはコミュニティとして、これらの症状に対する治療法を見つけるために懸命に努力してきましたが、現実には、精神医学と神経学はあらゆる医学分野に後れを取っており、治療法も他のあらゆる医学分野に比べて少ないのが現状です」と、パシュカ氏はガーディアン紙が入手した声明の中で述べている。

「これは人間の脳が非常に複雑だからという理由もありますが、人間の脳はアクセスしにくいという理由もあります。私たちの目標は、人間の脳の発達と機能の様々な側面を研究対象としてアクセス可能にすることにあります」




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