クロアチアに出現したアスペラトゥス雲
・Philippe François
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このブログでも、たまに取り上げる雲の分類のひとつに、「アスペラトゥス波状雲」というものがあります。
ここでは、アスペラトゥス雲としていますが、これは 2009年に初めて国際的に正式に新種の雲として認定された新しい種類のものですが、新しいわりには、世界中でよく出現するようになっています。
最近、クロアチアの上空に出現した「真っ赤なアスペラトゥス雲」が、 SNS で話題となっています。
2019年9月 クロアチア上空の真っ赤なアスペラトゥス雲
最近の「赤い雲」で記憶に残るのは、アスペラトゥスには分類されないものかと思いますが、3月にスペインに出現した赤い巨大レンズ雲です。
以下の記事で取りあげました。
https://earthreview.net/amazing-lenticular-clouds-in-pamplona-spain-2019/
アスペラトゥス雲をはじめとして、迫力のある雲は世界中で増加していますが、過去にはなかったような色彩と形状の雲がこんなに増えている明確な理由はよくわかっていないままです。