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北半球の異常な降水量の増加と人工降雨に関係はあるのか
日本を含めて、世界中で豪雨や洪水などが大変に多くなっていますが、最近、「北半球中緯度地域における全降水量の推移」のグラフを見たのですね。北半球中緯度というのは、日本も含めて、多くの主要国が含まれる地域です。
それが驚くべき急増を記していまして。以下です。
北半球中緯度地域における全降水量の推移
Prof. Eliot Jacobson
ここ数年、特に 2024年からの上昇が、ちょっと考えられないほどのものとなっていまして、理由はともかく、「異常な勢いで雨量が増している」ことがわかるグラフです。
そして、今日だったか、日本のメディア記事で、
「現在、約50ヵ国が雲を意図的に操作している」
ということに関しての記事を読みました。以下の記事です。
会員限定記事ですので、途中までとなっています。
「我が国から雲が盗まれました」─世界では約50ヵ国が「雲」を操作している
COURRiER JAPON 2025/08/12
「現在、約50ヵ国が雲を意図的に操作しているとされる」と、2025年3月、スイス紙「ル・タン」は報じた。要するに、50の国々がヨウ化銀などで“雲の種を蒔き”、雨を降らせているのだ。
同紙によると、「中国は『天河計画』というプロジェクトのもと、数十年にわたって人工降雨技術を活用しており、チベット高原に設置された数千もの大砲が、空を『砲撃』している」という。「アブダビも非常に活発だ。また、イスラエルは2021年以降活動を停止しているようだが、2018年、イランはイスラエルに対し、『雲を盗んだ』と非難した」。その際、イラン軍の高官は、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)がイランの気候に介入し、雲と雪を盗んだと糾弾した。
イランは2024年、トルコを相手に再びこの主張を繰り返した。その状況について、「すべてはSNSで拡散された数枚の写真から始まった」と米「フォーブス」誌は伝える。写真はトルコとイランの対照的な気候を映し出していた。トルコ側には曇り空と雪に覆われた山々、一方、イラン側には絶望的なまでに青い空と乾いた山々が見える。この写真が荒唐無稽とも言える説を煽った。
「トルコはクラウド・シーディング(註:雨粒の種となる物質を人為的に散布し、降雨を促す技術)を用いて、イランの『雨』を盗んでいる」
この主張は、気象機関によって否定されてきたにもかかわらず、雲からの雨水が、本来落ちるべき場所から逸らされているという考えはたびたび浮上してきた。その背景には(特に中東地域における)、多岐にわたる研究プロジェクトがある。
クラウド・シーディング先進国
2022年、英誌「エコノミスト」は、世界でもっとも乾燥した国の一つであるUAEが、「世界でもっとも高度なクラウド・シーディングプログラムを備えている」と報じた。
「週に1〜2度、飛行機が雲の合間を飛行し、雨を降らせるためにヨウ化銀や塩などの化学物質を散布している。これらの化学物質は水滴を吸着するよう設計されており、充分に水滴が大きくなり、地上に雨を降らせることが期待されている」
同誌によると、UAEは化学物質を使う代わりに、放電によって振動を引き起こして水滴を凝集させるドローンの実験もおこなっている。こうしたドローンも含め、アブダビでは年間約200回のミッションが実施されているという。
人工降雨は、いま、別の問題も提起している。すなわち、私たちの頭上を漂う雲、そしてその中に含まれる水は「いったい誰のものなのか?」。
ここまでです。
記事の内容の「人工降雨の雨は誰のものなのか」という主旨はともかくして、
・中国
・UAE (アラブ首長国連邦)
が、クラウド・シーディング (人工降雨の技術)の先進国だとして取り上げられています。
記事には、UAE では、
> アブダビでは年間約200回のミッションが実施されているという。
とあります。
そして、その UAE では、この数年何が起きているのかというと、
「かつてはなかったような大洪水に頻繁に見舞われている」
のです。
以下の記事でも書きました。
・アラブ首長国連邦で起きている未曾有の大洪水の原因は「国家による人口降雨プロジェクト」の影響?
地球の記録 2024年4月17日
ドバイでは、この際、
「 12時間で 1年間分の降雨」
が降ったこともあり、大洪水に陥ったことなどをご紹介しています。
砂漠の地である同国ではかつてはなかったことです。
大規模な人工降雨の先進国である中国もです。
中国は、世界最大規模の気象コントロール施設を稼働させています。
その中国では、年を追うごとに洪水被害が著しくなっていて、2024年もひどいものでしたが、今年も、6月頃から「 50年に 1度レベルの洪水」が起きていたりしていまして、洪水の被害は拡大するばかりです。
冒頭に載せました「地球規模の最大降水量の急増」、そして、人工降雨が積極的に進められている地域で起き続ける「かつてはなかったような洪水」。
これらには何らかの関係はないのでしょうかね。
仮に、世界的な降雨量の異常な急増の一部分にしても、人為的な要素があったとしたなら、これは相当、自然の環境サイクルを攪乱していると思いますが、ただまあ、証拠があるわけではないですし。
いずれにしても、どうも、人為的な自然への介入は全体的に失敗し続けているのではないかと思うことがあります。