2018年1月31日 イスラエルのエルサレムに昇る皆既月食
・AFP
2018年1月31日 中東オマーン スーパーブルーブラッドムーンの下の少年
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1月31日は、世界各地で「月食」が観測されました。
今年のこの月食は、見た目はごく普通の月食ですが、下の3つの条件が合わさった珍しい現象でもあります。
・月が地球の影に隠れる皆既月食
・満月がひと月に2度訪れる「ブルームーン」
・満月が通常より大きく見える「スーパームーン」
そして、皆既月食は血のように赤くなることから、「スーパー・ブルー・ブラッドムーン(Super Blue Blood Moon)」という名称がつけられています。
命名したのは NASA ですので、正式な名称ということになるのでしょうか。
このような現象が同時に重なるのは、前回は 1866年3月31日のことだそうで、152年ぶりの出来事でもあります。これにつきましては、
・150年ぶりに「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が出現する : 前回の1866年は江戸時代が消える日本の近代史上最大の転換点の時だった
In Deep 2018/01/19
という記事で触れたこともありますが、そのような稀少な現象であることに加え、この 1月31日は、世界各地で比較的天候に恵まれるということになり、多くの月食が撮影されました。悪天候が多かった最近の中では珍しい感じです。
そんなわけで、多くの撮影されたスーパー・ブルー・ブラッドムーンの記録が残ることになりました。
今回はその中から印象的な光景をいくつかご紹介したいと思います。
2018年1月31日 世界各地のスーパーブルーブラッドムーン
イスタンブール(トルコ)
ニューデリー(インド)
東京墨田区(建物は東京スカイツリー)
サンクトペテルブルグ(ロシア)
・TASS
エルサレム(イスラエル)
・AFP
エディルネ(トルコ)
・SuperBlueBloodMoon, Edirne,Turkey