(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
各国が「警戒」するウイルスの発生
インドで「ニパウイルス」という、主にコウモリなどからの感染が考えられる人畜共通病の患者が発生したことが確認されました。
このニパウイルスというのは、アメリカ政府が「バイオテロ」病原体として使用される可能性を予測していたもので、また、日本の内閣府でもニパウイルスの日本国内でのパンデミックに関してのシミュレーションがなされていました。
日本と米国の資料については、以下の In Deep の記事にあります。
In Deep 2025年6月4日
日本の内閣府のシミュレーションは、こちらの文書にありますが、以下のようなシミュレーションが書かれています。
内閣府のシミュレーション「第3節 日本でのインデックス・ケース(最初の患者)」より
バングラデシュ観光ツアーより20XX 年11月1日(日)に帰国した東京に住む大学生が14日(土)に 39度の高熱で発症。この時期、バングラデシュでニパ脳炎が流行しているとは誰も知らない。(略)
…原因不明の脳炎という診断のもと11月27日(金)に死亡。遺族の希望により病理解剖は成されなかった。そのような場合、脳炎の原因ウイルスは判らない。
-20XX 年12月7日(月):WHO が公衆衛生上の緊急事態を宣言。WHO はバングラデシュでのニパ脳炎アウトブレイクに関する記者会見を日本時間の12月7日朝6時に行った。
シミュレーションは、ここから、
「日本全国民に対しての mRNA ワクチン接種が開始される」
という状態に入ることが記されています。
ニパウイルスというのは、少なくとも日本では、そういう定義がなされている病原体です。
ニパウイルスには治療法がなく、致死率 40%などとも言われていますが、そういう致死率の高いウイルスが広範囲に広がる可能性はほぼないですので(発症してすぐに行動できなくなるか致死に至るので、拡散しづらい)、大騒ぎするようなものではないのですが、ともかくインドでニパウイルスが発生したという以下の報道があったという報告です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
当局は治療法のない致死性のニパウイルスの発生を報告
Officials Report Outbreak of Deadly Nipah Virus, Which Has No Cure
people.com 2026/01/24
・インド当局はニパウイルスの症例が2件報告されたことを確認した。
・西ベンガル州コルカタ近郊の私立病院の看護師2人が致命的となる可能性のあるウイルスに感染し、1人は昏睡状態にある。
・「感染源として最も可能性が高いのは、以前同じ病院に入院していた患者だ」と保健当局の高官は述べた。
インド当局は、致死性のニパウイルスの症例が2件報告されたことを確認し、保健当局は隔離と監視措置を実施している。
ヒンドゥー紙、テレグラフ紙、インディペンデント紙の報道によると、西ベンガル州コルカタ近郊の私立病院の看護師 2人が、動物と人間の間で感染する人獣共通感染症のウイルスに感染したという。
「私立病院の看護師2人がニパウイルスに感染し、うち1人は重体です」と保健当局者のナラヤン・スワループ・ニガム氏はテレグラフ 紙に語った。
2人は 12月28日から 12月30日まで一緒に働いていた。その後、12月31日から 1月2日までの数日間で、2人の看護師は高熱と呼吸困難を発症した。
同メディアによると、2人は容態が悪化したため、1月4日に勤務先の病院の集中治療室に入院した。看護師 1人は現在、昏睡状態にある。
保健当局は、初期調査の結果、両看護師は重度の呼吸器症状を呈する患者からウイルスに感染した可能性が示唆されていると述べた。その患者はニパウイルスの検査を受ける前に死亡した。
「感染源として最も可能性が高いのは、以前同じ病院に入院していた患者です」と、西ベンガル州のニパウイルス感染症監視活動に携わる保健当局の高官はテレグラフ紙に語った。 「その患者は疑わしい初発症例として治療されており、調査が継続中です」
当局は、1月20日時点でこの地域の 180人がニパウイルスの検査を受け、2人の看護師と高リスクの接触があった 20人が隔離されたと述べた。
ニガム氏はテレグラフ紙に対し、これまでの検査結果はすべて陰性で、隔離中の人々は 21日間の隔離期間の終了時に再度検査を受ける予定だと語った。
「ニパウイルス感染症は致死率が高く、急速に蔓延する可能性のある人獣共通感染症であり、その深刻さを考慮して、事態は最優先で対処されている」と保健省の高官はヒンドゥー紙に語った。
現在、国の国立疾病予防管理センターを含む地方および全国の機関がこの事件に関与しており、捜査がまだ続いている。
ヒンドゥー紙は 1月24日土曜日、当局が感染の可能性を排除するためコルカタのアリポア動物園のコウモリを検査していると報じた。
インド国立医学研究所の研究者らが、動物園のコウモリから 2日間かけて血液と綿棒による検体を採取したと、州森林局の職員が同メディアに語った。
ウイルスの遺伝物質を検査する RT-PCR 検査も、西ベンガル州各地のコウモリを対象に実施されている。
「チームはコウモリから綿棒でサンプルを採取しました。採取過程においては、すべての手順に従いました」とアリポア動物園のトリプティ・サー園長は述べた。他の職員は同メディアに対し、予防措置は講じられており、「直ちにパニックになる必要はない」と述べた。