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ヴァン・アレン帯が「完全にチャージ」されている
ヴァン・アレン帯というのは、地球の磁場にとらえられた、陽子や電子からなる帯状の領域で、放射線帯とも呼ばれるものです。
ヴァン・アレン帯のイメージ
wikipedia.org
宇宙物理科学者のステファン・バーンズ氏は、現在、このヴァン・アレン帯の放射線帯が「完全に帯電」していると主張しています。
過去数ヶ月、比較的大きな太陽フレアによる太陽嵐が起き続けていますが、バーンズ氏は、この過去数ヶ月にわたる太陽嵐の繰り返しによって、高エネルギー粒子帯が蓄積されてきていると警告しています。
なかなか主張は難しいのですが、以下のような図を示しています。
Earth’s radiation belts are FULLY CHARGED after repeated solar wind and solar storm impacts over the last couple months. Next solar storm to hit will cause this plasma to “precipitate” down towards the planet’s surface pic.twitter.com/6GUfJCMPvY
— Stefan Burns (@StefanBurnsGeo) December 29, 2025
バーンズ氏は、以下のように書いています。
地球の放射線帯は、過去数か月間にわたる繰り返しの太陽風と太陽嵐の影響を受けて、完全にチャージされている。次に地球に到達する太陽嵐は、このプラズマを惑星の表面に向かって「降下」させるだろう。
この主張が正しいのかどうかは正確には、私に判断はつかないですが、グラフを見ていると、「そうなのかもなあ」とは思います。
そうなった場合、何が起きるかというと、まあ…普通に、やや強い太陽嵐が起きたときとさほど差はないのですが、通信や携帯などに影響が出る可能性はありそうです。
次に大きなフレアがいつ起きるのかはわからないですが、比較的地味な(Mクラス)のフレアは、今もわりと頻繁に発生していまして、12月28日にも M4 クラスの太陽フレアが発生しています(このくらいだと、地球への影響はほとんどないはずです)。
2025年12月28日のM4フレア
NASA
ただ、ステファン・バーンズ氏の主張のように、高エネルギー粒子帯が蓄積されていた場合、次の、たとえば X フレアなどが発生した場合、予想もできない影響が出る可能性もあるのかもしれません。
予測されていたよりも強い磁気的な影響が出るということですかね。
これは予想できるものではないですが、そういう可能性はあるという話です。以下は、バーンズ氏の主張を取りあげていた記事です。
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地球の放射線帯は「完全に充電」されており、次の太陽嵐が粒子降下を引き起こす可能性がある
Earth’s Radiation Belts “Fully Charged” As Next Solar Storm Could Spark Particle Precipitation
zerohedge.com 2025/12/30
ヴァン・アレン放射線帯は、地球の磁場に捕らえられた荷電粒子がドーナツ状に広がる巨大な領域だ。太陽が強い太陽風や太陽嵐で地球を襲うと、高エネルギー粒子がこれらの放射線帯に注入され、全体のエネルギーレベルが上昇する。
宇宙天気観測者のステファン・バーンズ氏によると、現在、ヴァン・アレン帯の放射線帯は「完全に帯電」しているという。
彼は、過去数ヶ月にわたる太陽嵐の繰り返しによって、これらの高エネルギー粒子帯が蓄積されてきたと警告している。
「次に太陽嵐が起こると、このプラズマが惑星の上層大気に向かって下方に落下する可能性がある」とバーンズ氏は語った。
激しい太陽嵐の影響は、衛星、GPS、無線通信、宇宙活動に特に大きく影響し、混乱が生じる可能性がある。
宇宙ベースのデータセンターや急速に拡大する衛星インターネット群に関する議論が高まる中、次のような疑問が生じる。
脆弱な半導体上に構築された現代社会は、繰り返される X クラスの太陽フレアやキャリントンクラスのコロナ質量放出に耐えられるのだろうか?
ここまでです。
> X クラスの太陽フレアやキャリントンクラスのコロナ質量放出に耐えられるのだろうか?
に関しては、
「フレアの規模によっては、まったく耐えられない」
としか言いようがないです。
システムそのものが、そういうような構造になっている。
現代文明は太陽に対しては、ほぼ無力です。