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イタリアのエトナ火山が溶岩流を伴った噴火を起こし、活動を激化

投稿日:

2019年5月31日 噴火するイタリアのエトナ火山


Emilio Messina




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イタリアのシチリア島にあるエトナ山は、最近活動を活発化させていましたが、5月30日に噴火が発生しました。エトナ山が噴火したのは、昨年 12月以来のことです。

今回の噴火は、大規模ではないですが、溶岩流を伴うもので、夜のシチリア島を赤く染めていました。

5月30日 溶岩流を噴出しながら噴火するエトナ山


Francesco Formica


Le Dune Sicily Hotel


Catania Fotoreporter

エトナ火山の場所

Google Map

エトナ火山は、比較的頻繁に噴火を起こす火山で、最近では、2017年と 2018年にもそれぞれ噴火しています。

昨年 12月の噴火は、クリスマスに発生し、山腹噴火と呼ばれる規模の大きなものでした。

これについては以下の記事で取り上げています。

https://earthreview.net/volcano-etna-italy-erupts-in-christmas-eve/

 

それにしても、この数日だけで、インドネシアのアグン山やシナブン山、そしてメキシコのポポカテペトル山などでの噴火などを含めて、世界中で比較的大きな噴火が続いています。

https://earthreview.net/popocatepetl-mexico-s-huge-eruption-may-2019/

地震に関しても、環太平洋火山帯の各地において中規模の地震が発生し続けていまして、現在の環太平洋火山帯の地質活動は、比較的高い状態のようにも思われます。

まだしばらく、地質関係の話題が続くことになるかもしれません。

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