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バルカン半島のアルバニアで同国として観測史上最大のマグニチュード6.4の地震が発生。少なくとも23人が死亡

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2019年11月26日 地震で倒壊したアルバニアのティラナの家屋


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東ヨーロッパのアルバニアで、11月26日、マグニチュード 6.4の地震が発生しました。

11月26日 アルバニア・ティラナ


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今回の地震に匹敵する記録に残るアルバニアの大きな地震は、「1701年3月19日のマグニチュード6.4の地震」で、この際には 300人が死亡しましたが、マグニチュード 6.4の今回の地震はそれ以来のものとなり、318年前と同様に「アルバニアの観測史上で最大の地震」といえると思われます。

いずれにしましても、このような地震のない場所で、9月と今回と続けて大きな地震が起きたことになります。

震源は、ティラナという場所で、実はこの場所では、今年 9月にもマグニチュード5.6の地震が起きており、今回の地震はそれを上回るものとなっています。


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今年 9月の地震は、以下の記事でご紹介しています。

https://earthreview.net/albania-hit-by-strongest-earthquake-in-30-or-300-years/

今回の地震では、少なくとも 23人が死亡し、600人以上が負傷したとのことで、また、建物の倒壊現場では、行方不明の人たちが多数いるとのことです。

行方不明者の捜索を行う住民とレスキュー隊


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過去300年間、大きな地震がほぼなかった場所で繰り返し比較的大きな地震が発生し続けているというあたり、バルカン半島の地質活動が新たな段階に入ったということも言えるのかも知れません。

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