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アメリカの落雷での死者数が近年最高レベルに上昇中

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2016年8月23日の米国ロイターより

Deaths from U.S. lightning strikes this year at highest since 2010

今年は世界的に落雷による被害が多いですが、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、アメリカでも 2016年の落雷による犠牲者の数がここ数年で最高になっていることを発表しました。

今年は、8月の時点で、すでに 27人の方が落雷によって亡くなっているということで、これはすでに 2011年からの1年間の落雷による総死者数を超えようとしていて、今のペースですと、過去数十年で最も落雷による被害が多い年と並ぶような年となるかもしれません。

2006年から2016年までのアメリカの落雷での犠牲者の推移

NOAA

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アメリカで最も落雷が多いのは7月ですが、今年は、7月だけで 12人の方が落雷で死亡し、8月は、現在まで 8人が亡くなっていて、これは、アメリカの 8月としては、2007年以来最悪ということになっていてます。

被害のあった州は以下のようになっており、フロリダ州やルイジアナ州などで多く発生しています。

2016年に落雷による犠牲者が出た州

NOAA

2016年は、全世界的に、非常に落雷による被害が多く、バングラデシュでは、5月に「 3日間で 59人が落雷により死亡」という前例のない落雷被害が報じられていました。

バングラデシュで「前例ない」落雷被害、3日間で59人死亡 (AFP 2016/05/16)

ブラジルでも、過去 10年で 1300人が落雷で犠牲になっていたり(AFP)と、世界的に、落雷とその被害が拡大し続けているようです。

 

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