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コロンビアの森の中で「悪魔の顔」を持つ新種の花が発見される

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コロンビアで発見された新種の花

EurekAlert!

コロンビアの森の中で、上のような花が発見されました。
新種です。

で、上のような状態で見る分にはどうということはないのですが、その花の中央部を拡大しますと、次のような姿が浮かび上がるのでした。

中央部分を拡大した写真

Orchid or demon: Flower of a new species of orchid looks like a devil’s head

 

このような部分を持つことから、新種として発見されて、すぐに「悪魔の花」というように呼ばれたようです。

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学術誌に発表された、この新種の花の名称は「テリポゴン・ディアボリクス( Telipogon diabolicus )」というもので、意味は、

・ Telipogon = テリポゴン属(南米産のラン科植物の群)

・ diabolicus = ラテン語で「極悪非道な」

ということで、つまりは「極悪非道なランの花」という学術名称をつけられてしまったようです。

この話の生物学的なスケッチは、さらにこの花の特徴をよく現しています。

Telipogon diabolicus

 

こういう花が「新種」として登場してくるあたりにも 2016年というの年に、なかなか趣深いものを感じるところでもあります。

このテリポゴン・ディアボリクスは、発見と同時に絶滅危惧種に指定されたそうです。

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