2017年6月20日 アリゾナ州フェニックスでの気温の表示
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アメリカ南西部で、まさに「異常な熱波」が続いています。
特にアリゾナ州では気温が 50℃ 前後にまで上がる場所が多くなっていて、街の光景が異様な状態となりつつあります。
下の写真は、「熱で溶けたゴミ箱」です。
気温48℃の中で溶けたプラスチックのゴミ箱
現在のアメリカの熱波は、アリゾナ州を中心とした南西部に集中していまして、たとえば、6月20日のアメリカの気温分布は下のようになっています。
このような状態の中、アリゾナ州の各地では、「普通ではあり得ない」光景が広がり始めています。
熱で支柱が曲がった郵便ボックス
交通標識の文字が溶け出して、少し可愛らしく
屋外の料理は熱源不要（気温表示は52℃）
国境を隔てたメキシコの一部でも大変な暑さとなっていて、アリゾナ州の隣のチワワ州では 52℃が記録されたことが報じられていました。
他にカリフォルニア州、ネバダ州でも記録的な暑さとなっているようですが、問題は「まだ６月」だということです。
アメリカでも、多くの場所で暑さの本番となるのは真夏であり、つまり７月かから８月にかけてですので、一体これからどうなっていくのか。
暑さにしろ寒さにしろ、度を越した状態が多くの場所で具現化されています。