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星間物体3I/アトラスが「正確に16.16時間」ごとに発する規則的な鼓動を持つことが判明

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futurism.com




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16.16時間ごとに

恒星間天体3I/アトラスについては、何度か取り上げたことがありますが、先月の科学者たちの発見として、

「3I/アトラスが奇妙な無線信号を発信している」

ということを記事でご紹介したことがあります。

これは、3I/アトラスが「ヒドロキシルラジカル」という活性酸素の一種を発しているため、このヒドロキシルラジカルの分子が、このような電波の発生要因なのではないかとされていますが、実際のところはいまだにわからないままです。

その後は、「3I/アトラスが、ガス生命体のようなものである可能性」についての論文が出されたことを以下で取り上げたことがあります。

星間物体3I/アトラスが「プラズマ生命体(コスモバイオント)」であると主張するプレプリント論文が発表される
地球の記録 2025年11月18日

 

次々といろいろな話が出てくるわけですけれど、今度は、「 3I/アトラスが規則正しい謎の鼓動を発している」という報道がありました。

鼓動という表現は報道メディアの表現のままですが、つまり、脈打っているようなガスなどの噴出が規則正しく発生しているということです。

興味深かったのは、

「その鼓動の間隔が正確に 16.16時間ごと」

だということでした。

間隔が正確だというのも興味深いですが、「 16.16 」という数字にも何か惹かれる部分はあります。

あと、2週間ほどで 3I/アトラスは、地球に最接近しますが、その頃になると、もう少し詳細がわかってくるのかもしれません。鼓動について伝えていた英デイリーメールの記事です。




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地球に接近する星間物体3I/ATLASから発せられる謎の「鼓動」

Mysterious ‘heartbeat’ pulsating from interstellar object 3I/ATLAS as it nears Earth
dailymail.co.uk 2025/12/06

謎の恒星間物体 3I/アトラスは奇妙な「鼓動」を発しており、今から、わずか 2週間で地球に最接近するにつれて、より明るく輝くはずだ。

新たな望遠鏡による観測で、ジェットと呼ばれるガスと塵の流れが、規則的な心臓の鼓動のように、正確に 16.16時間ごとにリズミカルに噴出していることが明らかになったのだ。

さらに、この脈動により、天体の全体的な輝きは、きれいな周期で 20~ 40%明るくなったり暗くなったりしている。これらのことから、3I/アトラスが自然に発生した彗星ではないことを示唆していると主張する人たちもいる。

NASA と欧州宇宙機関(ESA)はともに、この天体から地球外生命体が放出されている兆候は検出されていないとして、この彗星は生命のない彗星であると宣言している。

これらの新しい脈動に対する自然な説明は、この天体の固体核が 16.16時間ごとに 1回転し、表面の氷の塊が太陽に向くと加熱されて直接ガスに変わり、時計仕掛けのようにジェットを噴出するというものだ。

これは、太陽の熱が各自転の同じ地点で正確にこれらの氷の部分に当たり、物質を時速約 985マイルで外側に吹き飛ばし、約 15,900マイルの距離に渡ってタイミングよく噴き出すためだと考えられている。

彗星の自転によるものだというこの説は、正確なタイミングを説明するには確かに都合の良い理由となっているが、ハーバード大学のアヴィ・ローブ教授は、12月19日に 3I/アトラスが地球に最接近したときに彗星から発せられる光るパルスについては説明がつかないと指摘した。

ローブ氏は、望遠鏡が捉えた光のほとんどすべてが、天体の暗い岩石中心部からではなく、何十万マイルにも及ぶ巨大なガスと塵の雲であるコマから発せられているため、光の脈動が奇妙だと指摘している。

もし核だけが回転して閃光を放っているのであれば、巨大な雲は鋭い閃光を消し去ったり薄めたりする大きな柔らかい毛布のように機能するはずだが、ローブ氏は、その場合、全体的な明るさはほとんど変化せず、望遠鏡が実際に観測したはるかに大きく明るい閃光ではなく、最大 5%増加する可能性がある程度だと説明した。

天体物理学者で、地球外生命の研究家であるローブ氏は、この強い心臓の鼓動のような脈動が宇宙から見た単純な彗星の一般的なイメージに当てはまらないため、これが 3I/アトラスが不自然な物体であることを示すもう一つの兆候かもしれないと示唆した。

彼はこれまでに、彗星の尾が間違った方向を向いていること、太陽の近くで天体が青くなっている現象、重力に逆らう進路の変化など、科学者がまだその理由を完全には説明できていない 12の異常現象を指摘している。

NASA は、これまで 3I/アトラスで記録されている異常現象は、おそらく太陽系の彗星とはまったく異なる化学組成を持つ遠方の太陽系からやってきた物体の副産物であるとして、ローブ氏の主張を否定している。

この脈動は、地上の望遠鏡で 3I/アトラスを観測していた天文学者によって発見され、16.16時間の繰り返しパターンは 2025年8月に科学論文で初めて報告された。

3I/アトラスの「鼓動」は、少なくともこの天体が太陽系に入った時から脈動していたと考えられており、その継続的な自転と太陽加熱プロセスに結びついているため、発見される数週間から数か月前から脈動していた可能性がある。

NASA と国連は、この彗星は地球に脅威を与えるものではなく、12月19日に 1億7000万マイル以内に接近するだけであるとしているが、研究者たちはこの接近を利用して将来の宇宙の脅威に備えようとしている。

国連は、地球の惑星防衛システムが 11月27日にこの恒星間物体が太陽系から脱出するのを観測し始めたことを確認した。

国際小惑星警報ネットワーク(IAWN)に所属する科学者の世界的チームが 2か月間のキャンペーンを開始した。このキャンペーンは、地球に接近する将来の脅威を発見する彗星や小惑星の監視の改善に役立つ可能性がある。

3I/アトラスが彗星であるという点では圧倒的な意見の一致があるものの、ローブ氏は、科学者たちはこの物体が技術的なものである可能性を否定すべきではないと述べている。

「ここで私たちが話しているのは、将来人類に劇的な影響を与える可能性のあるものについてであり、どんなものに対しても保守的だという同じアプローチを適用すべきではないと私は思っています」とローブ氏は 10月にデイリー・メール紙に語っている。

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